第35回 鳥取大学関連病院長協議会総会を開催しました

 平成30年10月5日(金)、ANAクラウンプラザホテルにおいて「第35回鳥取大学関連病院長協議会総会」を開催しました。

 この協議会は、鳥取大学医学部附属病院と関連のある医療機関ならびに診療所等との相互発展に寄与することを目的に、地域医療に貢献する施策の協議や、最新情報の交換等を行い、会員相互の交流・親睦を深めています。

 協議会では、始めに役員の改選、収支決算および監査報告、病院長交代のあった病院の報告、医学部の新任教授の紹介等を行いました。

 その後は特別講演に移りました。今年は、株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン、代表取締役社長の渡辺幸子氏をお招きし、「地域医療構想下での連携について」と題してご講演いただきました。グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンは、病院経営データ等のベンチマーク分析を基に、様々なコンサルティング支援サービスを行っています。渡辺幸子さんは、2025年に向け、医療提供体制を整備することが急務であり、そのためには、「入退院支援」から在宅まで見据えた支援であるPFM(Patient Flow Management)や、持続可能な発展のため病院間の再編やネットワークー化が必要となることを、扱っている事例を交えながら説明されました。

 医療連携においては「地域医療連携推進法人」が立ち上がるなど、各地で動きが出てきています。本院もこの協議会を通じて、山陰の地域特性にあった医療連携のあり方を検討していきたいと考えています。

協議会の様子
関連病院長会議①
株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン
代表取締役社長の渡辺幸子 氏