6月24日(日)倉吉交流プラザにて、倉吉市で初の開催となるメディカルセミナーを行いました。今回は、「身近にある、とりだい病院の最新医療」と題し、社会で関心の高い「消化器がん」「心臓病」「皮膚がん」を取り上げ、講演を行いました。
当日は、座長の武中 篤副病院長の挨拶・進行で始まり、まず第一外科の藤原 義之教授が「消化器がんの最新治療」と題し、「消化器がん」治療の基本から、免疫療法、外科的治療など最新治療の紹介や、当院の低侵襲手術の取り組みについて説明を行いました。
挨拶する武中副病院長 第一外科 藤原教授
続いて「高齢化社会に増える心臓の病気と最新の治療」と題して、心臓血管外科 西村 元延教授が、動画を交えながら、心臓・大動脈の病気についてご紹介したほか、大動脈弁狭窄に対する「TAVI手術」など高度で人に優しい治療を紹介しました。
休憩を挟んだ後、皮膚科の吉田雄一准教授から「皮膚がん治療 最新のおはなし」と題し、皮膚がんはいろいろなタイプがあり、自分や家族で見つけることができるがんであること、また悪性の皮膚がんについても新しい抗がん剤が使えるようになったことなどを説明しました。
心臓血管外科 西村教授 皮膚科 吉田准教授
当日は90名の方にご来場いただき、本院の取り組みについて熱心に聴講いただきました。また、講演後の質疑応答でも、様々なご質問をいただきました。
鳥大病院では、今後も地域の皆さまの健康にお役に立ていただけるよう、最新の情報や取り組みをお届けしてまいります。