第3回 T-HOCひのセミナ―を開催しました

  9月8日(金)、日野町文化センターで鳥取県地域医療介護総合確保基金事業による「在宅医療推進のための看護師育成支援事業」の一環として「第3回 T-HOCひのセミナ―」を開催し、育成プログラム受講者、一般の方、医療関係者ら125名の参加がありました。
 開会にあたり、本院 井上 幸次副病院長、景山 享弘日野町長、孝田 雅彦日野病院長から来場者に向けて力強いメッセージをいただきました。
 特別講演では、訪問看護ステーション コミケアの安達弓恵氏に「雲南市における在宅医療~訪問看護ステーションコミケアの活動~」と題し、UIターンの若手看護師だけで訪問看護ステーションを立ち上げた経緯、中山間地での在宅医療への取り組み、ステーション開設後の成果などについてご講演いただきました。「中山間地こそ日本の最先端」と位置づけ、地域の皆さんと関わりながらチャレンジしている様々な取り組みを紹介され、最後に「今日の話を聞いて、『がんばろう』と思っていただけるとうれしいです」とのメッセージで講演を締めくくられました。
 続いて瑠璃光山泉龍寺の三島道秀住職をお招きし、ご自身の体験にもとづいた命と医療、こころについてユーモアを交えながらお話しいただきました。
 最後に、花木 啓一在宅医療推進支援室長が挨拶を行い閉会いたしました。

 公開講座のあと、育成プログラム受講者は宿泊研修に参加。他施設の受講生と講師が寝食を共にして2日間という時間を共有し、交流を深めました。

 

H29ひのセミナー①
会場の様子
H29ひのセミナー②
訪問看護ステーション コミケア 安達 弓恵氏
H29ひのセミナー③
瑠璃光山泉龍寺 三島 道秀氏