松江メディカルセミナー「ご存知ですか?山陰医療の最前線」を開催しました

 7月9日(日)に松江テルサにおいて、「第3回とりだい病院松江メディカルセミナー」を開催しました。

今回は、「ご存知ですか?山陰医療の最前線」と題し、鳥大病院と松江市立病院の医師が社会で関心の高い3つの病気(心臓病、認知症、がん)をテーマに講演を行いました。

 まず、当院の山本 一博副病院長・循環器内科教授が「体に負担の少ない心臓病治療と治療効果を高める取り組み」と題し、「完全皮下植込み型除細動器(S-ICD)植込み術」など患者さんの体への負担の少ない治療法や、治療効果を高めるための他職種チームによる取り組みを紹介しました。

 続いて、神経内科の和田 健二講師が「認知症医療の最前線~とりだい病院の挑戦!~」と題し、専門技術をいかした検査・診断や認知症対策、当院の認知症診断後の支援などについて話しました。

 さらに、松江市立病院の森山正浩放射線科部長・放射線治療室長が「がんの放射線治療」と題し、がんとは何かを説明するとともに、最新の放射線機器や治療について紹介しました。

 当日は約210人の参加があり、講演後、「最先端の医療が行われていることがわかった。」「大変わかりやすく、役立つ話が聞けた。」などのお声をいただきました。

 今後も、このようなセミナ―を実施し、市民の皆さまに最新の情報や取り組みをお届けしていきます。

H29松江メディカル①

鳥取大学医学部附属病院
副病院長・循環器内科 教授 山本 一博

H29松江メディカル②

鳥取大学医学部附属病院
神経内科 講師 和田 健二

H29松江メディカル③

松江市立病院
放射線科部長・放射線治療室長 森山 正浩

H29松江メディカル④

熱心に講演を聞く参加者