平成28年10月31日、鳥取県地域医療介護総合確保基金「鳥取大学医学部附属病院 在宅医療推進のための看護師育成支援事業」の一環として、医学部記念講堂を会場に「平成28年度 第3回 T-HOC特別セミナー」を開催しました。
本セミナーは多くの方に理解を深めていただき、訪問看護の実際について理解を深めていただくため、事業報告会と特別講演会で構成され、育成プログラム受講生、教職員、一般の方など88名の参加がありました。
特別講演会では東京女子医科大学 看護学部 エンド・オブ・ライフケア看護学教授の長江弘子先生をお招きし、「エンド・オブ・ライフケア」の概要や看護実践にどのように活かすかなどについてお話いただきました。特に「人生の終生期において、その人の生き方の意識化と価値の伝承を語りを通し引き出していくことが大事である」ということを繰り返し話されていました。
また、医療スタッフ研修センター在宅医療推進支援室の大草副室長が、本事業の実施状況とその評価、今後の計画を報告し、参加者は熱心に耳を傾けました。