「松江日赤&とりだい病院 第2回コラボレーション健康講座」を開催しました

平成28年10月23日(日)に松江赤十字病院本館6階講堂において、「松江日赤&とりだい病院 第2回コラボレーション健康講座」を開催しました。

講演会のはじめに当院の井上幸次副病院長と松江赤十字病院の秦公平院長が挨拶を行いました。
引き続き、秦病院長が座長を務め、「食べる、しゃべるを守る、頭頸部疾患の最新治療」をテーマに、松江赤十字病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 伊藤和行部長と本院の頭頸部診療科群 藤原和典講師が講演を行いました。

まず、松江赤十字病院 伊藤部長が「口腔がん・喉頭がん・咽頭がんってどんな病気?」と題し、頭頸部領域のがんについて一つ一つ説明し、また機能温存が可能で、侵襲の少ない内視鏡的咽喉頭手術を紹介しました。
続いて当院の藤原講師が「がん根治と機能温存を目指す鳥大病院の先進医療」と題し、先進医療認定を受けている「ロボット支援下経口的咽頭癌切除」を紹介しました。その他にも全国的に実施病院がまだ少ない治療法や、機能改善に向けた当院の頭頸部外科チームの取組みを紹介しました。
参加者は約60人で、早期発見、早期治療の大切さを理解するとともに頭頸部がんの最新治療や両病院の連携の様子を知る機会となりました。

松江日赤コラボセミナー③

松江赤十字病院
耳鼻咽喉・頭頸部外科 伊藤和行部長

松江日赤コラボセミナー④

鳥取大学医学部附属病院
頭頸部診療科群 藤原和典講師

松江日赤コラボセミナー⑤

熱心に講演を聞く参加者