山陰初となる「下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術」施行について記者発表を行いました

当院では平成27年3月20日、山陰で初めて「下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術」を施行いたしました。

下肢静脈瘤とは、足の静脈弁が壊れ、血液が逆流して血管内にたまることにより、静脈がコブ(瘤)のようにふくらんだ状態になる病気です。日本人の約1割、出産経験のある女性の2人に1人が発症すると言われています。

「血管内焼灼術」は、皮膚を切開することなく、専用のカテーテルを挿入し、静脈をレーザーや高周波で焼灼し、静脈を閉鎖させます。身体への負担が少なく、術後の傷跡が目立たず、費用も低く抑えられる治療法です。

当院には、弾性ストッキングコンダクターの資格を持った看護師が多数在籍しており、下肢静脈瘤治療チームとして、患者様にやさしい「高周波を用いた血管内治療」を今後も積極的に行っていきたいと考えております。

下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術① 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術②