放射線部

機器更新

核医学

平成30年4月にPET/CT装置が更新された.従来装置に比べ、より画像ノイズが少なくコントラストの良い画像を作成できるようになり、また画像分解能も向上してるため、小さな腫瘍を明瞭に描出でき、精度の高い治療効果の評価が可能となった.

マンモグラフィ

平成30年10月にマンモグラフィ装置が更新された.本装置では、X線検出器部の改良などにより、従来の装置よりもX線量を少なくして撮影が可能となり、患者さんへのX線被ばく低減に寄与している.また本装置は、乳房X線断層撮影(トモシンセシス)、トモシンセシスを利用した生検(バイオプシー)、乳腺密度計測、造影マンモグラフィなど、現在の乳癌診断に求められる全ての機能を装備している.特にトモシンセシス撮影は従来機以上のX線被ばくの低減に加え、撮影時間を削減する機構を備え、マンモグラフィ検査に必要な時間を延長することなく精度の高い検査を実現している.

C T

平成30年4月にCT装置を更新した.256列のX線検出器を搭載し、既存の装置に比べて画質を担保したまま、広範囲の撮影を短時間で行うことが可能となった.これにより、息止め時間の短縮、造影剤使用量の減量等、患者さんの負担を軽減することができ、また頭部や心臓領域は1回転で撮影範囲をカバーすることができるため、画質を劣化させるアーチファクトの少ない、高分解能な画像を取得できる.本装置は、近年、有用性が報告され始めたDual energy撮影も可能であり、新しい画像診断への応用も期待される.

その他

平成30年4月に新部長が就任された.また新たに3名の新診療放射線技師が配属され、診療放射線技師41名、事務補佐員6名の人員体制であった.
平成30年6月、内閣府原子力防災大臣と内閣府副大臣が当院の原子力災害医療施設を視察され、当放射線部担当技師より、被ばくした患者の全身の放射線物質を計測するホールボディカウンタでの計測方法等について説明を行った.原子力災害医療施設では定期的な養生・実施訓練を行い原子力防災対策の充実と強化に努めている.

研究等実績

海外研修: 津田 正樹 (オーストラリア):1名
マンモ認定取得: 桑原 実希:1名
博士号取得: 小野 康之 (工学)、 福井 亮平 (保健学):2名
受賞: 津田 正樹 (European Congress of Radiology(ECR) 2018):1名

関連資格取得状況(累計)

第1種放射線取扱主任者 7名
検診マンモグラフィ撮影認定技師 6名
X線CT認定技師 5名
核医学専門技師 3名
救急撮影認定技師 3名
血管撮影・インターベンション専門技師 2名
放射線治療専門放射線技師 2名
医学物理士 2名
放射線治療品質管理士 1名
磁気共鳴専門技術者 1名
医療情報技師 1名
PET認定技師 1名
日本DMAT 1名

業務実績(前年度比較)

部署 30年度 29年度
一般(単純・透視) 120916件 109585件
血管撮影 2358人 1868人
X線CT 28912人 26531人
MRI 10354人 10217人
核医学(インビボ) 3050人 2902人
骨塩定量 1555人 2822人
放射線治療 8523件 11841件
放射線治療計画 356人 406人