MEセンター
2016年は、センター長、副センター長と臨床工学技士18名(うち2名は4月新卒採用)、事務補佐員2名の構成で業務を行った。2016年4月時点で7名が女性の臨床工学技士となり、事務補佐員2名も女性であり割合が上がってきた。当MEセンターも女性も(・)活躍できる職場、女性も(・)働きやすい職場となれるように努めていきたい。その中、7月より産休に入り、2018年4月復職予定の職員に対するサポートとその間の人員の確保について、事務部の協力のおかげで対処できたことは大きな一歩であった。
輸液ポンプは病棟稼働率が80%台であっても貸し出せないことがしばしばあった。輸液ポンプ、シリンジポンプの病棟や外来における主な使用時刻が9時頃から16時頃に集中しており、この時間帯の貸し出しに対しては十分な対応ができず、特に輸液ポンプにおいては病棟に使用時刻を調整していただくとことが多かった。
また、MEセンター管理医療機器が10年目を超えてきており、現在までの使用実績に基づき、適正台数で運用を図り、計画的に更新が行えるように各診療科、看護部、各部・センター及び経営企画課、病院調達係と連携して行っていく予定である。
業務面では、病棟を平日日勤帯にME機器ラウンドを行い、日常点検や人工呼吸器などの使用中点検を行い、今まで病棟のスタッフにお願いしていた部分を少しずつMEセンターで行うようにしている。併せてME機器の有効な運用のために、空いている機器は返却を促すことも行っている。
カテーテル治療を中心に清潔野での業務が増え、当初計画していた人員確保・業務計画にない内容にも取り組んでいる。今後も、病院の状況に応じて、関係各所と協力しながら随時対応可能な範囲で業務を行っていく。
今後とも、MEセンターの運営のご理解とご協力をお願いいたします。
MEセンター 松上紘生
2016年度実績