第三内科診療科群(呼吸器内科・膠原病内科) 概要
診療内容
- 気管支喘息などの呼吸器アレルギー性肺疾患
- 慢性閉塞性肺疾患
- 呼吸器感染症
- 呼吸器悪性腫瘍
- びまん性肺疾患
- 膠原病またはその類縁疾患
専門分野
呼吸器・アレルギー疾患
急性呼吸不全、ARDS、慢性呼吸不全、睡眠時無呼吸症候群、原発性肺胞低換気症候群、過換気症候群、気管支喘息、咳喘息、COPD、びまん性汎細気管支炎、副鼻腔気管支症候群、気管支拡張症、急性間質性肺炎、特発性肺線維症、NSIP、特発性器質化肺炎、肺Langerhans細胞組織球症、慢性好酸球性肺炎、肺胞蛋白症、リンパ脈管筋腫症、サルコイドーシス、過敏性肺炎、アレルギー性気管支肺真菌症、急性好酸球性肺炎、薬剤誘発性肺炎、放射線肺炎、膠原病肺、肺分画症、肺動静脈瘻など
呼吸器感染症
急性気管支炎、肺炎球菌性肺炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジアニューモニエ肺炎、オウム病、レジオネラ肺炎、肺膿瘍、肺アスペルギルス症、肺クリプトコッカス症、肺ムコール症、肺結核症、結核性胸膜炎、非結核性抗酸菌症、ニューモシスチス肺炎など
膠原病またはその類縁疾患
全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、強皮症/全身性硬化症、皮膚筋炎/多発性筋炎、混合性結合組織病、血管炎症候群、ベーチェット病、成人発症スチル病、リウマチ性多発筋痛症、RS3PE症候群、関節リウマチ、ANCA関連血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、Goodpasture症候群など
腫瘍性疾患
小細胞肺癌、非小細胞肺癌、縦隔腫瘍、転移性肺腫瘍、胸膜中皮腫、神経内分泌腫瘍、原発不明癌、肺肉腫、気管支肺カルチノイド、癌性リンパ管症、癌性心膜炎、癌性胸膜炎など
特徴的技術
- 外来化学療法
分子標的治療薬や、免疫チェックポイント阻害薬、抗癌剤による化学療法などを行っています。 - 呼吸器インターベンション
アルゴンプラズマ凝固装置やステント留置等の内視鏡インターベンション、蛍光気管支鏡を用いた中枢型早期肺癌の診断、難治性気胸に対するシリコン充填術を行っています。 - 気管支喘息の管理
吸入薬、吸入指導、また様々な生物学的製剤を用いた治療、モストグラフや、呼気中NOを用いた評価を行っています。 - びまん性肺疾患の診断
通常の検査では診断がつかない例には、積極的に気管支鏡検査による生検(クライオバイオプシー)を行っています。 - 睡眠時無呼吸症候群
ポリソムノグラフィーで診断し、マスク式人工呼吸器により治療しています。 - 膠原病診療
全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患の診療を行っています。疾患により、免疫抑制療法、免疫グロブリン大量療法や、生物学的製剤の導入を行っています。免疫抑制療法、血漿交換療法、免疫グロブリン大量療法、生物学的療法を行っています。
特殊な検査・医療機器等
主な検査
- 気管支鏡、蛍光気管支鏡、超音波気管支鏡、BFナビゲーションシステム、クライオバイオプシー
- 局所麻酔下胸腔鏡
- 超音波診断装置
- マスク式人工呼吸器
- アストグラフ、モストグラフ
外来案内
初診・再診ともに予約制で診療を行っております。緊急受診が必要な場合は、電話もしくはFAXでご一報いただけますと幸いです。 ※土曜日・日曜日と祝日は休診です。
初診の方へ
月、水、木、金曜日に新患外来を行っております。
再診の方へ
患者の皆様へのお願い
当院は、重症あるいは専門診療を必要とする患者さんを優先して診療することが求められている医療機関です。
受診には紹介状を必要といたしますので、当院受診を希望されます際には、かかりつけの医療機関からの診療情報をお持ちになって受診してください。
医療関係者の皆様へのお願い
当院への受診を患者様に勧める場合、医療福祉支援センターのFAX予約サービス及びWEBのご利用をお願い申し上げます。
緊急を要する場合や予約サービスを利用できない場合には、お電話でご一報ください。
診療実績
令和5年度
- 新入院患者数 935人
- 呼吸器内視鏡件数 321件
- 肺末梢病変に対する生検(主に仮想内視鏡ナビゲーションを使用した気管支腔内超音波断層法) 133件
- 超音波内視鏡下リンパ節生検 58件
- 経気管支凍結生検 15件