RI検査
RI検査(核医学検査)とは
人体を構成する物質、あるいはそれに近い物質に微量の放射性同位元素をくっつけたもの(放射性医薬品という)を体内に投与して(静脈注射や飲む)、それが体内でどう動くか、また、どう分布するのかを画像に現わして診断に役立てる検査です。
RI検査の順序
普通次のように行なわれます。
- 放射性医薬品を体内に投与します。
- 検査の開始は、検査の内容によって放射性医薬品を体内に投与後15分から一週間後と異なります。
- 検査は15~50分程度です。
- 検査装置の検査台に仰向けに寝ていただきます。
- 検査中は装置の動く音が多少しますが、普通に寝ているだけで終了します。
- 検査前、後とも一部を除いて生活上の規制はありません。
RI検査で判ること
- 全身の骨の生理学的情報。
- 全身の炎症の有無。
- 脳の血流代謝からの生理学的情報(てんかん、アルツハイマー)。
- 心臓の血流、神経伝達、エネルギー代謝情報。
- 肺の血流、換気、吸入の診断。
- 腎臓の代謝情報。
RI検査の注意点
妊婦および授乳中の方は、あらかじめご相談下さい。