CT検査

CT(コンピューター断層撮影)とは

X線を使用して体内の状態を外部から検査する方法で、人体の輪切りの写真を作りだすことによって、病気の部分の診断に大変役立ちます。現在CTは、全国で13138台(1996年8月現在)も稼動しており、一般的な検査になっております。



CT検査の順序

普通次のように行なわれます。

  1. 検査は10~30分程度です。
  2. 検査前に所定の検査衣に着替えていただきます。
  3. 検査装置の検査台に仰向けに寝ていただきます。
  4. 検査担当者が身体の位置を決めたあと、検査台は装置の円筒内に自動的に入っていきます。
  5. 検査中はほとんど音がしませんが、できるだけ身体を動かすことなく辛抱していただきます。
  6. 検査後は、普通の生活ができます。


CT検査の注意点

次のようなものがあります。

  1. 金属付き衣類など取り除ける金属のあるものは、取り外しておきます。また歯の充填剤や金冠は問題ありませんが、入れ歯は取り外していただきます。
  2. 造影剤を使用する検査を行う場合は絶食となります。造影剤を使用する検査を行う場合は絶食となります。