血管造影検査
血管造影検査とは
血管内にカテーテルという細いチューブを穿刺挿入し、そのチューブを通して造影剤を血管内に注入して、血管の形態、血行動態を画像として作りだす検査です。この検査は、患者さんにとって比較的侵襲(痛みなどを伴うこと)を伴う検査であるため、様々な検査の中でも後のほうで行われます。
血管造影検査室は、検査部位や内容に応じて3つの検査室に別れており、診断から治療に至るまで多肢に亙った診療を行っています。
- 1:【心臓血管系造影室】
- 2:【頭頚部血管系造影室】
- 3:【腹部四肢血管系造影室】
以上の3室は、平成8年に導入した新しい装置(1室はDR:ディジタルラジオグラフィー、2・3室はDSA:ディジタル サブトラクション アンギオグラフィー)を設置しています。この装置は、撮影した部位をディジタル画像として取得し、コンピューター処理によって血管だけを瞬時にCRT(TV)に映しだすことが出来る装置です。