薬剤管理指導室

薬剤管理指導室01
~服薬指導中~

薬剤師が入院中の患者様のベッドサイドへ出向き、薬の効能効果、副作用、相互作用などについて説明させていただいています。患者様からの薬に関する質問や不安にも対応し、安心して薬を服用できるように、また薬が正しく使われるように努めています。


本院の現状

対象診療科:25診療科18病棟で実施中。今後更に拡大の予定です。

指導実績(3月):薬剤管理指導 556件、退院指導 58件、麻薬指導 35件
電子カルテ稼働に伴い、指導記録、初回面談・退院時記録等を薬剤師が電子カルテに直接入力し、他の医療スタッフと情報共有を図っています。

担当薬剤師:兼任:22名


薬剤部内で、月に2回の症例検討会を行っており、他の薬剤師がどのように服薬指導しているか(服薬指導上のポイントや工夫点など)を知ることができます。


薬剤師が参加している医療チーム

チーム医療の一員として、薬剤師はさまざまな場面で活躍しています。

  • 栄養管理チーム:NST(Nutrition Support Team)
  • 生活習慣病予防チーム
  • 疼痛緩和チーム
  • 褥創チーム
  • 外来化学療法
  • リスクマネージメント
  • 院内感染対策チーム:ICT

薬剤管理指導室での業務

(1) プレアボイド報告の収集

  • 薬剤師の関与によって、患者様への不利益を避けることができた時に、その症例について報告する制度です。
  • 収集された症例は、鳥取県病院薬剤師会編集のプレアボイド症例集に掲載され、薬剤師がどういう点で患者様の役に立つことができるのかを知ることができます。

(2) 副作用報告の収集

  • 患者様に起こってしまった副作用について、その症例の経過について報告する制度です。
  • 今後、副作用が起こらないようにするためにまたは起こったとしても最小限にするためにはどうしたらよいかを考えるために収集しています。