自己免疫疾患

免疫反応は自己と非自己を認識して、非自己を排除するものですが、自己を誤って攻撃して発症する疾患を自己免疫疾患といいます。

自己免疫疾患では、自己への細胞核を標的とする抗核抗体が高率で陽性になります。抗核抗体は種々の自己抗体の総称であり、抗核抗体の検査はそれらの存在をしるためのスクリーニングです。

抗核抗体検査は血清中の抗体をヒト培養細胞の核に反応させ、それに蛍光色素を結合させて、蛍光顕微鏡で観察し、陽性の場合発色パターンによって8つの型に判定します。

その染色型から推定される自己抗体を精査することで自己免疫疾患の診断に役立ちます。

陽性の染色型を示しても必ずしも自己免疫疾患であるとは限らず、臨床症状やその他の検査と合わせて診断されます。


自己免疫疾患