プログラムの内容

本プログラムは文部科学省の周産期医療人材育成プログラムに応募し、採択された事業です。

公募申請の中で

1.周産期医療に関わるスタッフの教育(主として医師)
2.女性医師の勤務継続支援・復職支援

の主として2項目についてどのように取り組んでいくかが評価対象となっています。

当院のプログラムもそれに沿っていますが、医師のみの教育・勤務支援のみでなく、看護師・助産師に対しても同様のプランを作成していることが特色の1つになっています。

周産期スタッフの教育・養成

1.専門医(母体・新生児)教育
2.認定看護師・助産師教育 (他施設での研修・研修中の代替人員の配置)
3.卒前(学生)教育

医師に対する教育支援

卒前教育卒前早期体験、診療参加型臨床実習
卒後臨床研修(1)卒後1~2年目周産期スキルラボ、周産期医療体験
卒後臨床研修(2)卒後3年目産婦人科専門医、小児科専門医教育
周産期(産科、新生児)専門教育
専門医教育(1)卒後4~6年目産婦人科専門医、小児科専門医取得
周産期(産科、新生児)専門教育
専門医教育(2)卒後6年目以降周産期(母体・胎児)専門医取得
周産期(新生児)専門医取得

研修プログラムについては鳥取大学医学部附属病院卒後臨床研修センターを参照

看護師に対する教育支援

卒前教育(卒前)早期体験、診療参加型臨床実習
看護師研修(1)卒後1~5年総合周産期センターにおける看護師研修
看護師研修(2)卒後6~9年新生児集中ケア認定看護資格取得

助産師に対する教育支援

卒前教育卒前早期体験、診療参加型臨床実習
助産師研修(1)卒後1~3年総合周産期センターにおける看護師研修
助産師研修(2)卒後3~5年総合周産期センターと地域産科施設における研修

女性スタッフの継続勤務支援・職場復帰支援

ワークライフバランスサポートセンター(平成22年4月発足)

  1. 勤務体制に柔軟性を持たせる
  2. 加重労働の軽減のための人員配置(事務員補佐員、臨床心理士、病棟保育士)
  3. 子育て支援(ベビーシッター等の斡旋)
  4. 職場復帰希望者に対する講習(技能・知識)の充実
  5. 復職希望者に対して復職しやすい環境づくり(職場の同僚に対する研修会の実施)

女性医師 勤務復帰支援プログラム NICU

女性医師 勤務復帰支援プログラム NICU (PDF)