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とり大医師の㊙「英語勉強術」
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author: カニジル
description: 「カニジル」は鳥取県米子市にある「とり大病院」の広報誌です
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鳥取大学医学部附属病院 広報誌 トップ NEWS ラジオ カニジル宣言 特集 連載 鳥大の人々 病院長対談 その他 最新号 バックナンバー 15杯目 14杯目 13杯目 12杯目 11杯目 10杯目 9杯目 8杯目 7杯目 6杯目 5杯目 4杯目 3杯目 2杯目 1杯目 トップ 4杯目 特集 とり大医師の㊙「英語勉強術」 本誌スタッフがこっそり聞いてきました とり大医師の㊙「英語勉強術」 取材 文・大川真紀 / イラスト・矢倉 麻祐子 いきなりですが、私、編集Oは英語が大の苦手。前号、『You は何しに「とりだい」へ?』という企画で、留学生にインタビュー。インタビュー自体は英語の得意なNさんに手伝ってもらい事なきを得ました。その場は分かったふりをしてふむふむと聞いていたつけが回ったのは、録音起こし——。辞書を引きながら、必死でやったのですが、全く終わらず。英語への苦手意識が深まるばかり。ふと気がついたのは、とりだい病院の先生たちって、当たり前のように英語を話していること。どんな風に勉強したんですかー、と3人の医師に聞いてきました! 医学の世界共通語は英語 とりだい病院で英語の得意な先生の一人が、皮膚科の杉田和成准教授——。先生は英語がお得意ですよね、英語の勉強をすごくされたのですか?とたずねてみました。 「それはまあ、医師という職業は英語にたくさん触れる環境にありますからね」と杉田先生。 あれ、待てよ。そもそも医師にとっての外国語といえばドイツ語では? 調べてみると、かつてはカルテをドイツ語で書いていたこともあったようですが、今は患者さんに開示することも増え、国内で使われているのは、ほぼ日本語、時々英語。 実は医学の世界共通語は、英語なのです。 「医療技術の研究や開発、最新情報は、論文や学会などを通じて英語で世界に発信します。日本人医師も医学を学び、発信するためには、英語は避けて通れません。国際化の影響で、日々の診療で外国籍の方を診る機会も昔より増えています」 医師の通り道である医師免許取得の国家試験にも、英語問題があります。ただ、医学英語は独特。 受験英語や一般の英会話をクリアしても次に医学英語の壁に当たるとは、小児科の難波範行教授。 「ラテン語から発生しているものが多い医学用語を英語の文献で読むことを想像してください。そりゃ混乱しますよね(笑)。英語の知識だけでは読めず、専門用語の知識も必要なのです。ただ、英語の文構造は簡潔で分かりやすいので専門用語を覚えれば、ある程度は斜め読みで理解できるようになります」 英語の論文を読んで使えると思った表現は、その都度メモをとり、書き言葉のストックを増やしているとのこと。 「英文を書くときの鉄則は短く明確に。単語数はできるだけ少ない方がいいです。私の場合は内科学の教科書である『ハリソン内科学』を、原著『Harrison'sPrinciples of Internal Medicine 』で読んで医学用語や表現の語彙を増やしました」 脳神経外科の黒﨑雅道教授も論文執筆が英語上達に役立ったと振り返ります。 「『100編読むよりも一つ自分で書いてみろ。その方が勉強になる』と昔、大学教授に言われたのを今でも覚えています。確かに書くためには、多くの論文を読んで調べたり勉強したりする必要があるので、力になっていると思う。時には地道にやることも必要ですね」 〝負荷〟をかけることと楽しむことのバランスをとる 帰国子女という背景もあって、日常英会話は幼い頃に習得したという難波先生。 「英語を使わざるを得ない環境に放り込まれれば、誰でもある程度は身につくでしょうが、言語は使わないと忘れてしまう。私の場合は、日本に帰国後も趣味の読書に英語を取り入れ、楽しみながら英語力をキープしました。まずは日本語で知っている作品を英語版で読むだけでも効果があると思います。自分の興味のある分野であれば、本じゃなくても映画や音楽でもいいかもしれませんね」 確かに、好きなものに英語を取り入れると考えれば、英語学習のハードルはグンと下げられそう。 「でも、文法や構文など基本的なことはちゃんと負荷をかけて学ぶべきですよ。モチベーションを保てる〝負荷と楽しさのバランス〟を自分なりに考えるといいと思います」 黒﨑先生は学生時代の夏休みを利用して1か月のホームステイを経験したり、医師になりたての頃はマンツーマンの英会話教室にも通ったそうだ。 そんな先生からさらに、こんなアドバイスも——。 「本屋に行って英語教材コーナーでいろんなレベルのものをチェックしてみるといいですよ。そこで自分には少し難しいと感じる教材を選んでこつこつ学習するといい。もちろん調子よく進んでばかりではないので、挫折もしますよ。でも英語の必要性を感じていればできます。リスニングも、大部分は分かるけど、ちょっと分からないところもある位の教材がちょうどいいですね。全部分かるとあまり意味をなさないし、難しすぎてもBGM化し頭に入らないでしょう。 ネイティブの人に伝えるには、英語を英語らしく話すことが大切で、『ディス イズ ア ペン』じゃなくて『This is a pen.』というイントネーションを大切にしなければならない。ですからノリやモノマネと考えて口に出してみるといいかもしれません」 朝の30分通勤は大切な勉強時間 黒﨑先生は今も、1~2時間程度の長距離移動の車内が絶好の勉強場所で、事前にまとめておいた音楽や英会話の音源を流しっぱなしにしているとのこと。 正しい発音を身につけるための努力は難波先生も怠らない。 「海外サイトの英語ニュースや医学雑誌に音声機能がついている場合は、聞き流しも行います。ネイティブの人と自分の発音の違いに気づくことも多い。そんな単語を見つけたら、自分の中の間違った発音を正しい発音に修正するために、口に馴染むまで何度も発音練習をします。単語力が上がるのは嬉しいことです」 杉田先生はさらに「シャドーイング」を実践中だ。これは聞こえてきた音を即時に真似して発音する勉強法で、リスニングとスピーキングを効率的に鍛えられるとのこと。朝の30分の通勤時に行うことを習慣化している。 「すれ違う人からは、『なんだ、この人は』と変な目で見られているかもしれないですけど、気にしませんね。何か言われているかもしれないけれど、ヘッドホンのおかげで私には聞こえませんし(笑)」 最後に3人の先生にモチベーションや勉強し続けるコツってなんですか?と訪ねてみました。「英語を習得すればコミュニケーションの世界が広がること」(杉田先生) 「『今日のベストは明日の最低限』という気持ちを持つこと」(難波先生) 「伝わらない悔しさと伝わる喜びを知ること」(黒﨑先生) そういえば留学生に取材をした時も分からないなりに通じ合えた時、純粋に嬉しかったことを思い出しました。この気持ちを忘れないように次の英語企画を考えることにします。 鳥取大学医学部附属病院 広報誌 〒683-8504 鳥取県米子市西町36番地1 鳥取大学医学部附属病院 広報・企画戦略センター内「カニジル」編集部 TEL 0859-38-7039 / FAX 0859-38-6992 E-mail byouin-kouhou@med.tottori-u.ac.jp トップ NEWS ラジオ 特集 連載 最新号 バックナンバー お問い合わせ ©2016 Faculty of Medicine Tottori University. All rights reserved. ...
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