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脳を鍛える とりだい流「8つの知的活動」
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author: カニジル
description: 「カニジル」は鳥取県米子市にある「とり大病院」の広報誌です
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鳥取大学医学部附属病院 広報誌 トップ NEWS ラジオ カニジル宣言 特集 連載 鳥大の人々 病院長対談 その他 最新号 バックナンバー 15杯目 14杯目 13杯目 12杯目 11杯目 10杯目 9杯目 8杯目 7杯目 6杯目 5杯目 4杯目 3杯目 2杯目 1杯目 トップ 3杯目 特集 脳を鍛える とりだい流「8つの知的活動」 認知症予防は 40 代から 脳を鍛える とりだい流「8つの知的活動」 もの忘れやもの覚えが悪くなったと感じることはありませんか? 足腰の弱りには筋力トレーニングがあるように、脳の衰えには脳を鍛えることが必要。 認知症予防の専門家である浦上先生から正しい鍛え方を教わり、認知症予防の一歩を踏み出そう。 認知症予防は一つにこだわらず、複合的に鍛えることが重要 「脳ブーム」ともいうべき風潮が始まったのは1990年代半ば、とされている。今も脳科学者が重宝され、脳トレに関するドリル、ゲームなどは人気を保っている。しかし。脳の働きは複雑かつ、複合的であり、簡単に中を覗き込むことができない。そのため未解明な部分が多く、脳トレに関しても効果が実証されたものではない。脳トレドリルをすることで、脳の血流量が増えることは確かだが、脳の機能向上につながっているのかどうか、は不明である。 鳥取大学医学部の生体制御学教授であり、日本認知症予防学会理事長である浦上克哉は、認知症の専門家としてこう指摘する。 「認知症予防には一つのことにとらわれず、すべてを複合的に鍛えることが重要。『脳トレ』ドリルは一つのツールです。それだけやればいいというものではなく、運動や食事、読書、旅行、周りの人とのコミュニケーションなど、五感をフルに使った生活そのものが脳への刺激となり、機能維持につながります。年齢を重ねても、億劫がらずに心身を活発に動かしていくことが大切です」 さらに、認知症予防という観点から言うと-。 「短期間、集中的にやればいいというものではなく、楽しく長続きするものでなければなりません。また、トレーニングは、行う人の認知機能レベルにあわせることが前提です。一般の人と脳の病気にかかっている人とでは、機能レベルが違うので、同じ内容や量を行うべきではありません。認知症や認知症予備軍(1)の人に対して速さや量を強制すると苦痛やストレスを感じ、かえって効果は落ちてしまいます。そんなときは、病気によって弱っている機能を補強するトレーニングを重点的に行なったり、重度の場合は、機能している部分のみを鍛えたりするなど、実施者のレベルを考慮して取り組むことが重要です」 65歳以上の5人に1人がかかる「認知症」予防は、40代から始めよう 2025年には、65歳以上で認知症になる人は700万人(5人に1人)になると厚生労働省は推測する。 そもそも認知症とは何か——。 「一般的に、老化でも脳の神経細胞は減りますが、認知症は、大量の神経細胞が消失し、記憶できる情報量も激減してしまいます。何を食べたかを忘れるのは、老化によるもの忘れですが、食べたこと自体を覚えていないのは、認知症を疑われます。しかし認知症は、突然かかる病気ではなく、20年、30年をかけて、ゆっくり進行する病気だと分かってきました。 そのため『もの忘れが増えたな』と心配になったときは、自己判断せず、医療機関を受診することをおすすめします。早期に異常を発見し、適切な治療を始めれば、症状は改善され、悪化のスピードを緩めることができます」 単なる「老化」と認知症は似て非なるものだ。専門医による判断を仰ぐ必要がある。 この認知症患者は、65歳から増える傾向にある。さかのぼる40代から予防・対策を始めることが重要だ。 「認知症のなかでも一番発症頻度の多いアルツハイマー型認知症は、アミロイドβタンパク(2)の蓄積によって認知障がいが起きると考えられています。予防は、アミロイドβタンパクをため込まないようにすることが大切です。五感をフルに活用したバランスのとれた生活習慣と質のよい睡眠がいいと言われています」 1)認知症予備軍:認知症発症の前段階である軽度認知障害(MCI/mild cognitive impairment)が起きている状態のこと。 2)アミロイドβタンパク:脳が活動したときに生じる老廃物、ゴミのようなもの。誰でも、常に生じるもので、排出力がカギになる。 浦上 克哉 鳥取大学医学部 保健学科生体制御学教授。日本認知症予防学会理事長。恩師の薦めで「認知症」研究に進み、認知症の早期発見・予防に積極的に取り組んでいる。 とっとり方式 認知症予防プログラム それでは鳥取大学(浦上研究室)・鳥取県・日本財団が共同開発した8つの知的活動について紹介しよう。 ※知的活動とは、認知機能を使い、脳に刺激を与える活動のこと。実際のプログラムは、運動と座学もあわせて行う。 1.記憶力 覚えた情報が、しばらく保持されている記憶 ▶︎鍛え方 記憶力チェック 神経衰弱 日記をつける 2.遂行力 物事を計画したり、成し遂げたりする能力 ▶︎鍛え方 折り紙 料理 旅行計画 カレンダー作り 手指を使ったゲーム じゃんけんゲーム 3.視空間認知力 目から入った情報を処理して、空間の状態を把握する能力 ▶︎鍛え方 フラワーアレンジメント 絵画 ぬり絵 はり絵 シルエットあてゲーム いつもと違う道で散歩する 4.注意力 一つのことに気持ちを集中させたり、複数のことに同時に注意を向けたりする能力 ▶︎鍛え方 間違い探し 点つなぎ 迷路 文字探しゲーム ストループテスト 5.計算力 数を理解して計算する能力 ▶︎鍛え方 計算問題 暗算 数字を使うゲーム 6.判断力 物事を正しく認識・理解し、評価する能力 ▶︎鍛え方 パズル お手玉 ルールのあるゲーム 料理や手芸 7.作業記憶力 作業記憶力 ▶︎鍛え方 数字の逆唱 クロスワード ナンバープレイス 料理(レシピを覚えて新しいメニューを作る) 8.思考力 物事を考える能力 ▶︎鍛え方 50音作文 音読 川柳 クイズ番組を見る 連想ゲーム 答えは次のページへ 認知症予防プログラム 答え 鳥取大学医学部附属病院 広報誌 〒683-8504 鳥取県米子市西町36番地1 鳥取大学医学部附属病院 広報・企画戦略センター内「カニジル」編集部 TEL 0859-38-7039 / FAX 0859-38-6992 E-mail byouin-kouhou@med.tottori-u.ac.jp トップ NEWS ラジオ 特集 連載 最新号 バックナンバー お問い合わせ ©2016 Faculty of Medicine Tottori University. All rights reserved. ...
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