前立腺がん検出をより正確に 新たな前立腺生検法を導入

 この度、当院の泌尿器科では、前立腺がんの検出をより正確にサポートするシステムとして開発された超音波画像診断装置「KOELIS TRINITY」を導入いたしました。山陰地区では初の導入となり、本邦においても5施設目の導入となります。12月26日に記者発表を行い、泌尿器科 武中 篤 教授、森實 修一講師が説明を行いました。
 
 近年、前立腺がんの罹患率は急速に増加しており、国立がん研究センターの統計予測(2015年)では、男性がんの罹患数第1位と発表されました。前立腺がんは一般的には進行が緩やかな病気と考えられていますが、一部の患者さんでは急速に進行して致命的になると報告されており、他領域のがんと同様に早期発見・早期治療が大切です。
 
 前立腺がんの確定診断は、前立腺に針を12ヵ所刺して組織を採取し、がん細胞の有無を調べる方法が用いられています。今回、本システムの導入によりMRI画像と超音波画像を融合させることで、前立腺がんが疑わしい部位の組織をより正確に捉え採取することが可能となりました。がんを見逃しにくくなり、患者さんの再検査の負担軽減にもつながることが期待されます。

 

前立腺生検記者説明会③
武中教授(右)、森實講師(左)
前立腺生検記者説明会①
記者説明会の様子
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鳥取大学医学部附属病院 泌尿器科