麻酔・集中治療医学分野は、手術室における麻酔管理、高次集中治療部における重症患者さんの全身管理、ペインクリニック・緩和医療における疼痛緩和の3つの専門領域で構成されています。前二者は、最新の医療機器を駆使して、手術を受けられる患者さんや重症患者さんの安全と恒常性の維持を目指した全身管理を行っています。一方、ペインクリニック・緩和医療では、各種の「痛み」に対して、神経ブロックや薬物治療を駆使して疼痛緩和と症状緩和を行っています。麻酔では、重症先天性小児心臓血管外科手術を除く全ての手術の麻酔管理を、あらゆる年齢層で経験できます。年間の手術症例数は約7000件で、麻酔科管理症例数は約4000件です。また、ダウィンチSiを用いたロボット支援手術を実施する、泌尿器科、婦人科、消化器外科、呼吸器外科、耳鼻咽喉科の5分野の麻酔管理を行っており、最先端のロボット支援手術の麻酔管理を経験できます。