当科では呼吸器疾患、膠原病疾患を最新のエビデンスに基づき診療しています。扱う疾患の特徴から、呼吸生理、悪性腫瘍、アレルギー、免疫、感染症、急性呼吸不全、全身管理、など一般内科医に必須の領域を習得します。よって、当科の指導体制は、まずは一般臨床医の育成、そして一般呼吸器内科医、膠原病内科医の育成、その上で海外・国内の留学も含めた個々の専門領域の選択というステップアップ式になっています。当科の最大の特色は、科内でこれらの疾患を各々分野に分かれて担当するのではなく、個々の専門はあるものの医局員全員で専門以外の疾患も互いに協力し合いながら診療していることです。症例検討も、全員参加の科全体のカンファレンスと各分野の小カンファレンスの両方で行っています。