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OJTトレーニング実例 | 小児在宅支援センター
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#keywords: 的ケ (50757), 児在 (44342), 玉崎 (41896), 療的 (41336), 管切 (30227), 育士 (25797), アラ (22229), 受講 (21919), 工呼 (20955), テス (19751), 宅支 (19169), 訪問 (19108), ログ (18830), ュレ (18711), ルセ (17433), 在宅 (17340), スマ (16659), シミ (16249), 保育 (15650), 気管 (14980), ミュ (14937), プロ (14644), 講義 (14155), マイ (13835), グラ (13488), 一緒 (13397), 家族 (13254), ラム (13116), 吸器 (13074), 問看 (12346), 切開 (12266), レー (12254)
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入浴の準備からスタート。お子さんの体調に合わせ清拭が選択され、洗髪を行いました。 次に気管切開部のガーゼ交換を安全に行うための手技指導を行います。 注入内容についてご家族から相談があり、注入方法について検討。 お子さんの状況にあった方法を選択し、 ご家族が注入する様子を観察、指導を行いました。 訪問診療を実施。 訪問診療では、ご家族からお子さんの様子について話を聞き、状況を一緒に観察するとともに、予防接種について対応を確認しました。 訪問看護ステーションゆりはまの平田さんにお話を伺いました。 OJT研修が進んでいます。研修を受けられていかがですか。 訪問看護ステーションゆりはま 平田さん 小児在宅の今後の活動の展開についてのお考えをお教えください。 訪問看護ステーションゆりはま 平田さん のぐち内科クリニックの野口医師にお話を伺いました。 OJT研修の受講きっかけをお教えください。 のぐち内科クリニック 野口医師 小児在宅診療のやりがいをお教えください。 のぐち内科クリニック 野口医師 最後に、副センター長玉崎先生にお話を伺いました。 訪問診療、訪問看護を望まれるご家族も少なくないと思います。 OJT研修プログラム1はそのニーズに応えられる研修と拝見しました。 今後の展開も含め、お考えをお聞かせください。 玉崎 患者さんやそのご家族が、住み慣れた地域で生活していくには、地域の支援が必要です。 患者さんやご家族が地域で安心して生活できることを目指し、今後も地域の医療機関や看護ステーションなどと連携を深め、患者さんやご家族だけでなく支援者の方々が孤立することなく在宅医療を推進いただけるよう、小児在宅支援センターは研修を続けてまいります。 この研修により、一人でも多くの支援者が増えることを願い、また期待しております。 ▲ 他のプログラムを見る プログラム2 福祉事業所、幼稚園、保育園、特別支援学校への訪問支援 スマイルセンター倉吉 スマイルセンター倉吉では、 医療的ケアが必要な子ども達が過ごせるように、 またご家族が安心して利用できるよう、 利用者さんに必要な医療的ケアの ポイントと関わり方を学ぶため、 プロブラム2を受講している。 研修を受けることで、 医療的ケアが必要な子ども達を 支援する上での不安が少しずつ 解消へと進んでいる実感を得ているという。 自分達にできる支援は何なのかを考え、 体制を整えられるよう、 できる事からコツコツと 積み重ねていく一歩を踏み出し歩き始めた。 その実践の場を伺いました。 はじめに 医療的ケアが必要な子どもが、医療機関から自宅へと帰る。自宅での生活に慣れ、体調が安定することにより、地域へ出かけることや友達を作ることが可能となる。ご家族以外との触れ合いは子どもにとっての成長を促し、さらにはご家族の負担軽減へとつながる。 湯梨浜町では、医療的ケアが必要な子どもが地域で育ち、ご家族の負担を軽減するための取り組みに力を入れている。 その取り組みの一つとして、医療的ケアが必要な子どもの中でも初めてのケースとして、地域でどの子も育つ環境づくりを目指す湯梨浜町総合福祉課と障がい者支援センターくらよし、そして支援に前向きに手を挙げたスマイルセンター倉吉がご家族と一緒に、一つ一つの支援について振り返りを行い、全員が安心感と自信を確認しながらステップアップすることを目的とし、日常の支援に携わるスマイルセンター倉吉のプログラム2の受講が決まりました。 「スマイルセンター倉吉」のプログラムは、医療的ケアが必要な子どもが自宅以外で過ごすためにどのような支援が必要か、スマイルセンター倉吉で過ごせる時間を少しずつ延長し、支援を重ねる中で挙げられた課題解決を目指した内容で、プログラム2の受講と並行して振り返りを重ねます。 第1回OJT振り返りの会 第1回目の会では、小児在宅支援センターが研修プログラムをデザインした中の一つ、移動支援についての話し合いと利用時間などについて意見交換がありました。 今回の議題は、週に1度2時間の利用をする中で課題として見えてきている体調不良時の判断基準や緊急時の対応方法や次のステップ進ための取り組みについて。 最初に、スマイルセンターでの過ごし方について担当者から説明があり、ボール遊びなどの感覚刺激の遊びを通し、刺激に対する反応が見えたこと、また移動支援では、OJTで学びながら支援することにより、安心へとつながっているなどの報告がありました。 ご家族からは、利用当初は一緒にスマイルセンターへ通っていたが、子どもが一人で通うようになり、「どう過ごしているのかな?」と思うこともあったが、今は安心しているとの感想がありました。 スマイルセンター倉吉の担当者から、ご家族の不安を少しでも取り除くようLINEを活用して画像と文章でその時々の様子をお送りしていて、今後もご家族の安心につながるよう工夫を続けたいと思っている。 そして医療面においては、小児在宅支援センターのサポートがあることにより少しずつ自信はついてきているものの、体調不良時の利用についての判断は決めておく必要があるとの意見がありました。 そのことについて、障がい者支援センターくらよしの担当者から、ご家族へ体調不良と考えられる時のお子さんの状況について話を伺いました。 玉崎副センター長から、酸素の値など明確に判断基準となる数値を決めておくと対応ができるのではないかとの意見が述べられ、判断基準となる数値が伝えられました。 次に今後の利用、ステップ2について意見交換が行われました。 玉崎副センター長より、利用時間の延長が提案されました。利用時間の延長にあたり注入が必要となります。 その場合どのようなOJTプログラムであれば自信が持てるかを一緒に考え意見交換を行います。 利用に関するステップアップは、OJT受講内容のステップアップにもつながります。利用する側、支援する側その両方のもつ不安を理解し、その不安を解消することを目指したOJTプログラムの内容が提案されました。 出席者は、臨機応変に対応できるOJTプログラムのあり方に安心している様子が伺えました。 第2回OJT振り返りの会 今回は、第1回の会で決まったステップ2となる、利用時間延長とそれに伴う注入を実施したことによる評価が行われました。 最初に小児在宅支援センターの玉崎副センター長より、ステップ2で行われた注入の対応は問題なくスムーズに行われていたとの説明がありました。 また、OJTプログラムに組み込まれていた緊急対応シミュレーションを2回実施し、2回目は湯梨浜消防署の協力のもと救急訓練を行い電話で何を伝えるのか、ポイントを押さえた訓練で、1回目より2回目と回数をこなすことにより、自信もついたとの意見があったと報告がありました。 さらに、これまでのOJTプログラムの受講を振り返り、さらなる観察力の向上とチームワークの良さが評価されました。 次にスマイルセンターの担当者から報告があり、利用時間延長に伴う注入についてスムーズに対応することができ、ステップ2については問題なく過ごせていると報告がありました。 また、緊急対応訓練を行ったことにより、伝えるべきポイントや手順が分かり、また一つ自信を持つことができたと前向きな感想が述べられました。 ご家族からは、毎回の利用で様々な感覚刺激の取り組みや、利用時間延長により自分の時間も増え、子離れのチャンスもいただいているようにも思っているとの明るい声を聞くことができました。 障がい者支援センターくらよしの担当者からOJTプログラムの終了に向かい、現状の課題である送迎について話があり、スマイルセンターから人員不足によるものと考えていて、人員確保に向けて取り組んでいるとの説明がありました。 今後、利用日を増やすことを目標にOJTプログラム終了に向け、さらなる連携をとっていく事が必要と、意思疎通が図られている様子が見受けられました。 今後も小児在宅支援センターでは、 一人でも多くの子ども達が、自宅で地域で安心して暮らせるように OJTプログラムによるサポートに取り組んでまいります。 米子市立南保育園 米子市立南保育園では、 医療的ケアが必要な子ども達が安心して通えるよう、 緊急対応シミュレーションを学ぶため、 プロブラム2を受講している。 研修を受けることで、 医療的ケアが必要な子どもに何が必要なのか、 職員が一丸となり、ともに考える時間が増え、 スマートな役割分担ができてきたという。 その実践の現場へ伺いました。 はじめに 「米子市立南保育園」では、どの子も一緒に育ち、学び、過ごせる場の提供を目指し、医療的ケアが必要な子どもが安心して通える保育園でありたいという思いから、プログラム2の受講が決まりました。 「米子市立南保育園」のプログラムは、『保育園における緊急対応シミュレーション』で、第1回目は講義とシミュレーションです。 医療的ケアが必要な子どもへの適切な対応ができることを目的とした内容で、小児在宅支援センターが研修をデザインしました。 緊急時の対応を一緒に実践し、看護師と保育士それぞれの役割を学び、スムーズな報告・連絡・相談ができるよう実習を重ねます。 プログラム開始 第1回 講義とシミュレーション シミュレーション研修は、「人工呼吸器のアラームに対する対応と医師への連絡ができる」ことを目標に行います。 講義 講義は、子どもへの適切な人工呼吸器の装着とその確認から始まりました。 そこでは、本人にとって不快なく適切に機器が正常に作動しているか、アセスメントの必要性が伝えられました。 次に呼吸状態や顔色など異常時の対応へと講義が進み、医師へ報告・連絡・相談するための情報伝達を有効に行うためのノウハウを学びました。 講義の最後では、異常時の対応をする際に看護師と保育士の役割を考えるため、看護師と保育士が混ざり2チームとなって話し合い発表し、実習に入る前の意見交換が行われました。参加者は、互いの役割や意見を述べる事で異常時どう動くのか考えを深めている様子が伺えました。 シミュレーション 講義で学んだ「人工呼吸器のアラームへの対応と医師への連絡」について、一連の流れを習得するための研修が始まりました。 まず、講義で作った2チームに分かれシミュレーションを行います。 一連のスムーズな流れとしては、最初に人工呼吸器のアラームがなり、近くにいた保育士が看護師に伝えます。 看護師は顔色、モニターの血液中の酸素濃度を表す数値を確認し対応します。保育士は責任者に報告。 責任者は子どものところに駆けつけ救急車の要請が必要か確認し、電話をかけます。その間に看護師は、対応しながらアラームが鳴った原因を確認します。 シミュレーションでは、この一連の対応を行いましたが、アラームは鳴り続けました。 アラームが鳴り続けているという事は、アラームの原因となっている状態が改善されていないことを表します。 子どもの状態、人工呼吸器の回路、気管カニューレを確認すること、看護師、保育士がそれぞれ果たすべき役割について復習をしながら玉崎副センター長が指導しました。 参加者は、頭で理解していても実際行動することの難しさを、シミュレーションにより実感している様子が伺えました。 第2回 復習 今回は、第1回で学んだ緊急対応について、同じ症例を通して手順を一つ一つ確認しながらシミュレーションを行います。 最初にお手本として、玉崎副センター長が看護師役、小児在宅支援センターの庄司看護師が保育士役で緊急時の基本的な対応を行いました。 症例は、気管切開をしていて人工呼吸器が必要なお子さん。お昼寝中、寝返りをした後に人工呼吸器のアラームが鳴り、本人は真っ青になっているという状況です。 受講者は、それぞれの立ち位置で状況を把握し、メモを取りながら懸命に自分の役割と対応を確認しました。 その後、看護師と保育士チームに分かれ手順書を作成。それを元にシミュレーションを行います。 シミュレーションの流れは次の通り 人工呼吸器のアラームが鳴ったため、お子さんのところに看護師が駆け付ける 看護師は、保育士に声をかけ緊急グッズの用意をお願いする 看護師は人工呼吸器に表示されているエラーメッセージを確認。回路外れのためのアラームである事を知り回路の順を追って原因箇所を探す カニューレが外れている事を確認した看護師は、一旦手動で空気を送り人工換気を行うアンビューバッグ(BVM=バッグバルブマスク)に切り替え、モニターの血液中の酸素濃度を表す数値を確認し安定を図りながら、報告のため園長先生を呼んできてもらうよう保育士にお願いする 園長が駆け付けたら、看護師はカニューレが外れたため再挿入を行ったが、念のため受診してもらうよう保護者に連絡してほしい旨を伝える 園長は保護者に連絡する 受講者は交代でシミュレーションを行います。 手順を一つ一つ確認しながら手順書を作成したことにより理解が深まったのか、シミュレーションはスムーズに行われ、第1回目のシミュレーションでは固かった表情も、少し和らいでいるように見えました。 最後に、シミュレーションの振り返りを行いました。緊急対応をスムーズに行えるよう、園長が不在の場合や緊急時の連絡先の共有方法など積極的に意見が交わされ、職員が一丸となって対応する姿が伺えました。 今後も小児在宅支援センターでは、 医療的ケアが必要な子ども達を地域で安心して育てられる環境づくりに OJTを通して貢献してまいります。 NPO法人ぴのきお NPO法人ぴのきおでは、 平成29年6月から医療的ケアの研修を行っている。 介護職ではわからない、利用者さんの普段の様子を 「観る」時のポイントなど多くの学びがあり、 また知識を深めることができるという。 その実践の現場へ伺いました。 はじめに 「NPO法人ぴのきお」では、重症心身障がい児・者に対する興味・知識をより深めたいという思いから、プログラム2の受講が決まりました。 ニーズと困り感に沿った内容で、小児在宅支援センターが研修プログラムをデザインしました。 今回「NPO法人ぴのきお」のプログラムは 日々の観察ポイント 在宅人工呼吸器の取り扱いについて 気管切開をしている利用者に関する注意点について 講義と実践で、約6ヶ月間を目安に実施します。 プログラム開始 第1回 「フィジカルアセスメント 日々の観察のポイント」について 「フィジカルアセスメント」について事前テスト( ※1 「テスト」って??? OJTトレーニングでは、その回ごとに事前テスト・事後テストを実施しています。 このテストは、OJTトレーニングの取り組みの一つで、事前テストでは自分の知識や認識について確認できます。 また、事前テストで知識や認識を確認したことにより、受講に対する意識を高めることにも役立ちます。 さらに、事後テストを行うことにより受講前後の知識や認識の比較ができ、 結果が良ければ「知識が身についた」ことが明確になり自信へとつながります。 結果が悪ければ、研修企画者が研修の内容を見直す手がかりともなり、 より質の高い研修を提供するための大切なプロセスとなっています。 ">※1 )を実施。 テスト終了後、フィジカルアセスメント( ※2 フィジカルアセスメントって? フィジカル ⇒「身体的」 アセスメント⇒「評価・査定」 フィジカルアセスメント⇒意図的に観察を行い、身体的情報を得て、全身状態を総合的に判断すること。 「観る」 ⇒観察 「聴く」 ⇒胸・お腹・口・鼻を中心に呼吸の音、腸の動く音など 「触れる」⇒頭の先から足の先まで、冷感から温感への変化、脈拍、腫れ・むくみなど">※2 )について研修が始まりました。 内容は、介護職に必要なフィジカルアセスメントとはどういうものなのか、利用者さんの心身の情報を得るために「観る」「聴く」「触れる」のポイントと重要性について。 講義の合間では、ペアを組み脈拍測定や聴診器でお腹の音を聴くなど、全身状態の観察・評価など実習が組み込まれ、よりわかりやすいように工夫がされています。 研修終了後、事後テストを実施。 テストが終了すると、回答と事前テストが配られました。 受講者は、回答、受講前後のテストを比較し、「事前テストより良くなっている」と喜び、研修の成果を実感している様子でした。 研修終了後、「NPO法人ぴのきお」多機能型事業所「ぴのきお」管理者の加藤さんにお話を伺いました。 OJT研修が始まりました。初日の研修を受けてみていかがでしたか? 加藤 重症児者についてスタッフが知識をより深めて欲しいと考え、OJT受講を決めました。 研修開始後スタッフが利用者さんの名前や状況をお互いに思い出しながら「こうしたらいいんだ」などと話している様子を見て「受講してよかった」思いました。 また、普段のご利用者さんの状態をスタッフが把握した上で、「観る」「聴く」「触れる」を意識することが大切だとより深く感じました。 今後の研修が楽しみです。 第2回 「在宅人工呼吸器」について 今回は、呼吸、呼吸障害の原因、呼吸器が必要な理由、在宅人工呼吸器の管理ポイントなどについて講義が行われました。 次に、医療機器メーカー2社が、それぞれ2台ずつタイプの違う在宅人口呼吸器を用意。 受講者は、日頃から使用している呼吸器や最新の呼吸器を見学し、メーカーの担当者から、回路や機器の特徴など詳しく説明を聞いていました。 講義で学んだ人工呼吸器の管理ポイントなど、実際の機器を使用し研修現場で確認できるなど理解を深めるための環境が整っていました。 中には、実際に装着し「こんなに圧力がかかっているんだ」と、使用する立場の方々に思いをはせる場面もありました。 実際に呼吸器装着を試された受講者、介護職員の上田さんにお話を伺いました。 呼吸器をつけて見られていかがでしたか? 介護職員 上田さん 研修終了後、医療機器メーカー担当者の方にお話を伺いました。 日頃使用されている皆さんに直接説明していただく機会となりました。研修に参加されてみていかがでしたか? PHILIPS 内藤さん PHILIPS 岩谷さん FUKUDA DENSHI 川口さん FUKUDA DENSHI 大谷さん 最後に講義をされた小児在宅支援センター副センター長 玉崎先生にお話を伺いました。 現場を支えてくださるメーカーの方々が研修で機器の説明をされるのは、珍しく感じました。企画されてみていかがでしたか? 玉崎 今回、研修に参加いただいた医療機器メーカー「FUKUDA DENSHI」様、「フィリップス・レスピロニクス」様 ご協力いただきありがとうございました。 より安心安全に呼吸器を使っていただく方法を、受講者の皆さんにわかりやすくお伝えすることができ、大変有意義な研修となりました。 また、利用者の方々が自宅に帰ってからも、メーカーの皆様のように在宅生活を支えてくださることを非常に心強く感じます。 今後も、継続して研修に参加いただきたいと強く思っております。 第3回 「気管切開管理」について 今回は、気管切開の種類、人工呼吸器・気管切開の適応、気管切開に関する管理、バッグ換気のポイントなどについて講義が行われました。 実習では、実習用の人形(シミュレータ)を用意し、気道確保やBVMによるバッグ換気についての基本から、気管切開管理に関する留意点までを学びました。 講義で学んだ気管切開部ガーゼとカニューレバンド交換のポイントなど、実習用の人形を使用することにより、参加者は理解を深める機会となりました。 実習では、緊急時の対応を改めて確認する場面もあり、研修会を重ねる度に参加者の積極性が向上している様子が伺えました。 研修終了後、受講者、介護職員の大田さんにお話を伺いました。 気管切開管理について患者シミュレータを用いての実習でした。実習を受講されてみていかがでしたか? 介護職員 大田さん 今後、希望する研修内容がありましたらお教えください。 介護職員 大田さん 小児在宅支援センターでは、今後もOJTプログラムの実施に取り組んでまいります。 まずは、小児在宅支援センターにご連絡いただき支援で悩まれていることをお教えください。 お悩み・施設・支援者に寄り添った研修プログラムをセンタースタッフが一緒に考えデザインいたします。 ▲ 他のプログラムを見る プログラム3 鳥大病院脳神経小児科在宅外来でのトレーニング 社会福祉士・船江祥子さんと橋谷有里さんは、 週に1回、とりだい病院脳神経小児科外来で 医療的ケアの研修を行っている。 診療の現場に実際に入ることで、 専門的な医療的ケアの知識だけではなく、 患者さんへの接し方など、多くの学びがあるという。 その実践の現場でお話を伺いました。 どのような研修メニューですか? 橋谷 毎週火曜日に終日、脳神経小児科外来で診察の見学をしています。 実際に診察に入るという機会は今勤務している病院でもほとんどないので、 ドクターの患者さんとの関わり方や、支えるご家族との関わり方のなかで、 どういうことが大切なのかを現場で学んでいます。 船江 例えば気管カニューレがどういうものかとか、 気管切開や胃ろうなど、医療的ケアの部分でも、 ドクターや看護師さんからひとつひとつ丁寧にレクチャーを受けています。 ほとんど知識のないなかで、実践で学ぶことができる機会はとても貴重ですし、 子どもだけでなく、高齢者の方など、共通して生かせる知識なので、すごくありがたいと思います。 これまで研修を受けてきたなかで、意識が変わったことはありますか? 船江 私はこの研修に入って丸2年になりますが、とくに大きいのは、 患者さんご本人もですが、ご家族の方との接し方の部分です。 私たちは患者さんのある一場面だけをみて、 サービス調整などに動き出すかたちですが、 ご家族の方は、生まれてからずっと患者さんをみてこられていて、その背景とか、 一緒に頑張ってきた思いとか、そういうことをひとつひとつ汲み取って、 一緒に考えていく姿勢というのが大切だなと、診察の現場から学びました。 研修を通し社会福祉士として、今後どのような役割を果たしていきたいと思いますか? 橋谷 実際に診察に入る機会のなかで、支えているご家族の日々頑張っておられる姿や、 不安や喜びを、肌感覚で感じることができました。 なかにはご家族だけでたくさんのことを抱えておられるケースもあるので、 自分自身が気軽に相談してもらえるような相手になりたいですし、 そのためには、サービスや制度についても知識を深め、 その子にとって、ご家族にとって、どういう選択肢があり、 何を選択するのが最善か、 一緒に考えていけるような役割になっていきたいと思います。 船江 医療的ケアの必要な子どもたちの受け皿が少ないことを強く感じました。 まず、事業所自体が少ないこと、また利用できたとしてもさまざまな制限があり、 ニーズにまだまだ応えられていない実情です。 いま、自分が民間の病院で相談員として働いているなかで、困っているご家族の話を聞いたり、 知識を提供できるスキルを身に付けながら、 いずれは自分から働きかけ、患者さんとご家族、 社会との橋渡し的役割が果たせるようになっていきたいと思います。 私たちも研修に入る前は、とりだい病院はとても大きな病院で、 ちょっと敷居が高いかなと感じていましたが、実際に入ってみると全然そんなことはなく、 現場のドクターや看護師さんも、少しでもわからないことがあると気軽に優しく教えてくださるので、 居心地良く研修を受けています。 診察の現場を知る貴重な学びの機会ですので、連携を深めて、 地域全体で患者さんとご家族を支えていけるようになればと思います。 ▲ 他のプログラムを見る 〒683-8504 鳥取県米子市西町36番地1 0859-38-7531 shounizaitaku@ml.med.tottori-u.ac.jp お問い合わせフォームはこちら Copyright (C) Tottori University Hospital. 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