診療科の垣根をこえ実現

平成22年に手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入し、病院をあげて、横断的チームによる先進的で安全な低侵襲外科手術に取り組んできました。着実に実績を重ね、平成27年度には全国国立大学病院で2番目に早く手術症例数が500例に達しました。

本院では、外科系診療科で「ダヴィンチ」を共有し、前立腺がん、腎がん、肺がん、咽喉頭がんなど、全国から患者を受け入れてきました。重とくな合併症発生率が極めて低いこと、機器トラブルによる手術中止がないこと等、良好な手術が実施されています。

今後も手術の質向上とチーム医療を推進し、人にやさしい低侵襲性治療の提供に努めてまいります。