制度について
てんかんは、日本の制度では精神障害のサービスが利用できます。
利用できる制度
てんかんは、日本の制度では精神障害のサービスが利用できます。精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)を持つと、税金の負担が軽くなったり、携帯電話の基本料金が半額になるなどのメリットがあります。申し込みは市町村の保健福祉窓口で行い、主治医の診断書が必要です(障害年金を受給されていると、主治医の診断書を必要としないで交付される場合もあります)。同じ窓口で「障害者自立支援医療」を申し込むと、外来診療費や薬代の自己負担が10%に減らされます。病気のため働けない時期が長くなったときには、障害年金受給の対象となることがあります。また、一部のてんかんは、小児慢性特定疾患や難病に指定されており、入院費用が減額されます。
地域生活や仕事に関しては、ホームヘルパー、仕事の訓練(就労継続支援・移行支援)、グループホームなど、さまざまな障害福祉サービスがあります。お住まいの地域で利用できるサービスの情報は、病院や診療所のケースワーカーや、相談支援事業所、市町村の窓口でご相談ください。福祉や医療サービスの詳細につきましては、日本てんかん協会HPをご覧ください。