治療法について
治療の基本は「抗てんかん薬」という薬を飲むことです。
てんかんの治療
治療の基本は「抗てんかん薬」という薬を飲むことです。薬は神経の電気的な興奮をおさえて、発作を起きにくくします。薬は、診断と発作のタイプで決まりますが、年齢や副作用の出かたなども考えて、その人にあった薬を選びます。薬の効きめはゆっくりあらわれ、数週間から数カ月間飲み続けると、正しく効果が判定できます。効果がなかったときには別の薬に置き換えますが、それでも治療が難しければ2種類の薬を組み合わせて使うことがあります。中には、ホルモン療法や特別な食事療法が有効な場合もあります。
側頭葉てんかんなどで、脳の中で発作が起きる場所がはっきりしている場合には、手術が行われることがあります。
発作を少なくするためには、規則正しく薬を飲んで、睡眠時間を十分とって疲れすぎないように気をつけましょう。アルコールの飲みすぎは良くありません。