子育て中も仕事を継続できる。
キャリアについて相談できる。 あらゆる人にとって働きやすく、 長く続けられる環境を整えています。-
大学病院は上下関係に
厳しいイメージがあるのですが、
雰囲気はどうでしょうか。医師や看護師、薬剤師、
臨床検査技師など、
それぞれが立場を超えて
自由に意見が言い合えるオープンな
気風が鳥大病院の特徴のひとつです。鳥大病院が誇れる風土のひとつに、職種や立場を超えて、互いを医療人としてリスペクトし合う関係性があります。
患者さんのためになると思えることについては、それぞれの立場から専門的な意見を出し合うことが、ベストな選択につながるという考えのもと、さまざまな科の職員たちがひとつのチームとなって、意見交換を行いながら治療にあたっています。
例えばチームカンファレンスでは、毎日の食事の面から患者さんを支える管理栄養士が、治療方針や処方せんについて意見を述べたり、あるいは手術看護師が手術中の患者さんの様子を見ながら、医師に対して使用器具の変更の検討を依頼したりと、「よりよい医療を提供する」という目的に向けて、チーム内の一人ひとりが、自分の持つ知識やスキルを積極的に提供し合います。
また本病院には、科を超えた医師たちでチーム医療を実践する「低侵襲外科センター」も設置。医師や技師たちが、患者さんの負担が少ない低侵襲手術について最新の知見や術式の情報を交換し合っています。(低侵襲外科センターについてはコチラのWebサイト、またはQ4をご覧ください)
この低侵襲外科センターのほかにも、心不全を扱う「心不全チーム」や褥瘡を扱う「褥瘡対策チーム」など、さまざまな治療において診療科や部門の枠組みを超えたチーム医療に取り組んでいます。
もちろん新人のみなさんには、ほかの病院や企業と同じように共に働くメンバーへの気配りや、社会人としてのマナーが求められます。しかし現場に立てば、あなたも「目の前の患者さんによりよい医療を」という思いを共にし、肩を並べて役割を果たすいち医療人。自分の意見を述べながら、他のスタッフの考えも取り入れ、多様な知見・知識とスキルが交じり合うこの現場での経験を積み重ねてほしいと思っています。
-
子どもがいて、
なかなか自由に
働けないのですが、
サポート体制はありますか?24時間体制の保育園や病児保育室、
学童保育など、皆さんの能力を
発揮しながら子育てを行えるように
環境を整えています。働きやすさトップクラスをめざす鳥大病院が、いまいちばん力を入れているのが「子育て支援」です。子どもがいても他のスタッフと同じように働きたい、キャリアを伸ばしていきたい、そんな職員の気持ちに応えるために、0歳児から成長に合わせた支援体制を用意しています。
(各時期に利用できる休暇・支援制度の一例は、コチラをご覧ください。)■生後43日から預けられる『すぎのこ保育所』
病院の敷地内には24時間年中無休で子どもを預けることができる保育施施設があります。生後43日以降の0歳児から預けることが可能です。
早朝や夜勤時に子どもを預けて仕事にいったり、業務の合間をぬってイベントを参観したりなど、職員の働き方に合わせて対応しています。■完全個室の病児保育室
『とりっこハウス』病気になった子どもを預かる病児保育室『とりっこハウス』を病院の敷地内に設置しています。洗面所とお手洗いがついた完全個室を4部屋用意。感染症にも対応している最先端の病児保育室です。
■夜勤でも安心『すぎのこ保育所学童保育』
院内にあるすぎのこ保育所では、小学生を対象に「一時預かり保育」と「お泊り保育」を行っています。
・一時預かり保育:行政や民間サービスの学童保育ではお迎えが間に合わない場合には21時まで預けることができます。
・お泊り保育:夜勤などに従事する際に、家で子どもの面倒を見る人がいない場合には翌朝7時30分まで預けることができます。■産休・育休中も情報共有『ハッピー子育て交流会』
育休・産休中の職員を対象に行っている交流会です。子育ての先輩職員を招いてアドバイスを受けたり、同じような立場の職員と情報交換を行うことができます。
また、同時にワークライフバランス支援センターから職場復帰後に利用できる支援制度についての説明を行い、安心して育児と仕事を両立できるように案内しています。■働きやすさを支援する各種サービス提供
ワークライフバランス支援センターでは、職員の働きやすさを支援するために、「仕事と育児の両立応援補助事業」(鳥取県との共同事業)、「家事支援サービス補助事業」などのサービスを提供しています。
例)
・病児保育を利用した際の利用料補助
・家事代行を利用した際の利用料補助
・買い物代行(食事・買い物・クリーニング)の情報提供他にも悩みや分からないことがあれば、ワークライフバランス支援センターがいつでも相談にのります。県や市が用意する支援制度や施設の案内も行っているので、住む場所や条件に合わせて、当院の制度と組み合わせながら利用できます。
安心して子育てしながら仕事に集中できる、そんな環境をつくることが、患者さんによりよい医療を提供することにつながる。働きやすさトップクラスをめざす病院として、今後も支援体制を充実させていきたいと考えています。より詳しい情報はワークライフバランス支援センターのWebサイトをご覧ください。
-
職員の皆さんは
お昼はどんな風に
過ごしているのですか?病院内にある
職員専用の食堂「GOZZO」や
職員専用休憩室「アシスト」などで、
各自思い思いの休憩をとっています。院内にはコンビニエンスストア、タリーズコーヒー、焼き立てパンを提供するベーカリーカフェや、山陰の食材を用いた栄養たっぷりのメニューを用意する食堂などがあり、充実したランチタイムが過ごせます。また、お弁当派の人には職員専用休憩室「アシスト」で自由にくつろぐこともできます。
2018年にオープンした職員専用食堂『GOZZO』(ごっつぉ)は、「病院という緊張感のある場所で働く職員に、リラックスして食事を楽しんでほしい」という想いからつくられた施設で、お昼の時間帯は多くの職員で賑わっています。メニューは500円〜700円というリーズナブルな値段で、定食、麺類、和食、洋食と、幅広いメニューを揃えています。コーヒーやデザートなどもあるので、お昼休みだけでなくちょっとした休憩時間にも便利です。休憩の時間にここでしっかりリセットできることで、業務時間の集中力アップに繋がっています。
-
鳥大病院は
「働きやすさトップクラス」を
めざしているそうですが、
具体的にどんなことを
しているのですか?「キャリアを止めない」
という方針のもと、
「ワークライフバランス支援センター」
を設け、家族などの生活面も含めた
支援を行っているほか、定時終業を
促す独自の取り組みも進めています。理想の医療人を目指して、長期的なキャリアパスを歩んでもらうためには、ここ鳥大病院で働き続けられる職場環境を整えながら、状況に応じて柔軟にキャリアプランを変更できる仕組みが必要です。
例えば、職員が気兼ねなくキャリア相談を行える場として、「ワークライフバランス支援センター」を設置。出産や育児・介護などに伴って利用できる休業制度や支援制度の案内を行うほか、カウンセリングも実施しており、主に以下の3つの内容について、公認心理師や専門のカウンセラーが相談にのります。
1.仕事と子育て・家族とを両立させたい
職員がライフステージごとに働き方を変えながら、無理なく活躍し続けられるように。鳥大病院は、病児保育や学童保育、介護休業、ひとり親家庭への支援策を積極的に打ち出しており、それぞれ細かく制度の改善や更新、情報提供を行っています。また制度利用の促進にも力を入れており、例えば、2018年度の育児休業の取得率は100%(※)です。
案内・支援内容の詳細は、ワークライフバランス支援センターWebサイトのほか、病児保育や学童保育についてはQ22をご覧ください。※看護師における取得率
2.自身の心のケアを行いたい
長く働いていくなかで、壁にぶつかったり思い悩んだりすることもあるかもしれません。ワークライフバランス支援センターでは、同僚や先輩には話しづらい、キャリアや人間関係、子育て・介護に関することなど何でもご相談いただけます。
なおカウンセリングについては、電話やインターネットで事前受付しています。3.ライフイベントにより働き方を再検討したい
鳥大病院では、産前・産後休暇のほか、超過勤務や休日勤務の免除など、妊娠・出産・育児に伴う支援制度を充実させており、大半の制度については男女関係なく取得可能です。(各時期に利用できる休暇・支援制度の一例は、コチラをご覧ください。)
また休職後の職場復帰への不安を軽減するため、「育児支援パス」を配布。結婚〜育児の各時期に必要な手続きや、仕事との両立のために利用できる制度などの情報提供を行っています。
その際、働き方の一時的な変更や、キャリアパスの再検討を行う職員も多く、こういったお悩みについても、職場の上司だけでなく、ワークライフバランス支援センターでも相談を受け付けています。
さらにキャリア相談の場づくりだけでなく、職場環境の改善施策にも取り組み中。職員たちで「かえるん。バッジ」(下画像)を着用して互いに定時終業を促し合ったり、看護部では日勤者が白のユニフォーム、夜勤者が紺のユニフォームを着用することで、職員の勤務時間の見える化を図ったりしています。
「かえるん。バッジ」には、「患者さんが早期退院できる(家に帰れる)医療を提供する」という意味も込められている。
このように鳥大病院では、「働きやすい」病院づくりのため、積極的に新しい施策や環境整備を行っています。
-
鳥大病院の病院長は、
どんな方ですか?日本のロボット支援手術を
黎明期から牽引してきた第一人者で、
現場からの意見に対して、
前例のない挑戦も後押ししてくださる
懐の深い病院長です。武中病院長は、2010年に鳥取大学医学部泌尿器科学の教授に就任し、同年、山陰地方で初めて手術支援ロボット「ダビンチ」を導入。以降日本のロボット手術支援の普及・発展に、最前線で取り組んで来られました。
そして2023年、鳥大病院の病院長に就任。高度医療を突き詰める病院だからこそ、真に“地域と歩む”ことができるとの信念をもち、山陰の医療機関の連携を強めるとともに、病院内でのつながりづくりにも着手されます。そのひとつが『とりだい病院サポーター制度』。地域住民に院内ボランティアや広報活動への参加を呼びかけるなど、病院とのかかわりの少ない人との交流機会を増やしています。病院長がめざすのは、治療のためだけの病院ではなく、すべての人に開放された、さまざまな目的をもつ人が集まる “アワー・ホスピタル(Our hospital)”。この「すべての人」にはもちろん職員一人ひとりも含まれており、職員が患者さんのために自発的に行動できる環境を整えるために、現場の意見を積極的に受け入れています。
例えば、小児病棟の職員から「入院している子どもたちに、花火を見せてあげたい」との意見が出たとき、前例がないからと却下するのではなく、「おもしろい、どうすれば実現できるか考えよう」と即決。クラウドファンディングで資金を集め、地域の方々も集まって、病院の敷地で子どもたちに打ち上げ花火をプレゼントすることが叶いました。
病院長のこうした懐の深さと決断力、前例のない道を切り拓いていく姿勢によって、チーム力が一層強まり、鳥大病院は山陰の“アワー・ホスピタル”へと前進しています。 -
旅行が趣味です。できれば
長期で休暇をとりたいと
思っていますが鳥大病院は
年間どのくらい休暇が
ありますか?有給休暇とは別に、
リフレッシュ休暇を設けています。医療職は忙しいから長期休暇が取りづらい、ということはありません。
もちろん入院されている患者さんや急患の患者さんのために病院は365日稼働していますが、当院の職員は十分な人員のなかでシフトを組んでいるので、きちんと休みをとることができます。
基本的に、有給休暇は1年で一律20日付与(年の途中採用者はその年の在職期間に応じて付与)され、使わなかった分の日数は翌年繰越が可能(20日以内)です。※勤務体系は部署ごとに異なるので、詳しくは各職種ページをご覧ください。
また、有給休暇とは別に、リフレッシュ休暇という制度を6日用意しています。その名の通り、まとまった休暇をとることで趣味の時間や家族と過ごす時間を増やし、心身をリフレッシュしてもらうことを目的としています。
看護部を例に上げると、2019年度に海外旅行にいった職員は57名でした。行き先をまとめたものがこちらです。プライベートの時間が充実することで、より質の高い仕事ができる。ワークライフバランスを大切に、仕事とプライベートどちらも楽しめるように休暇をとってください。
-
いま学生で医療の勉強を
していますが、
実際に働いた時について
いけるか不安があります。まずは興味のある職場を見学して、
現場の雰囲気を体感してみませんか?大学で医療について学んでいても、自分が実際に医療現場で働く姿を想像できず不安な気持ちになるのは当然。まずは本病院の専用ページより病院見学を予約して、職員たちが働く様子を見てみてください。
見学の際は職員が同行案内しますので、鳥大病院で働くうえで気になっていることや心配なことも遠慮なく質問いただけます。入職前に現場のことをなるべく多く知っておくこと、学生のうちに医療現場で働くイメージをつけておくことが、ネガティブな気持ちをなくす第一歩になると思います。
とはいえ実際に働きはじめると、仕事がうまくいかない日や、失敗をして落ちこんでしまう日もあるでしょう。真剣に人命と向き合う仕事を始めたばかりの頃は、特にメンタル面でのサポートが必要になると、私たちは考えています。そこで鳥大病院では新人の職員を対象にした制度を整え、皆さんを全力でサポートしています。
看護師を例に上げると、定期的に
「プリセプティ交流会」や「プリセプティ・プリセプター会」
といったカジュアルな交流の場を設け、先輩とともにちょっとした困りごとを話したり、自身の成長について振り返る機会をつくっています。もちろん、所属科での面談もこまめに実施。ときに先輩も一緒に悩みながら、あなたのキャリアや、いま抱えている不安について、一緒に解決していきます。
なぜなら、その先輩もかつて、あなたと似たような不安や悩みを抱え、先輩とともに乗り越えてきたからです。また、同じ職場の人に話しづらいときには、「ワークライフバランス支援センター」を頼ってみてください。ここではプロの臨床心理士やカウンセラーが、先輩職員とは別の視点から、あなたに力を貸してくれます。
-
現在関西の病院で働いていますが、
鳥大病院で働くために
家族で移住を考えています。
病院がある米子市は
どんなところでしょうか?美しい海と山を堪能できながら、
住むには十分な環境が整った
歴史ある商業都市です。
米子市ならではの
移住サポートなどもあります。米子市については、なかなか馴染みがない人も多いでしょう。米子市は、鳥取県で第2位の人口を誇り、西日本有数の山「大山(だいせん)」や日本海に囲まれた、自然豊かな街。米子城などの史跡も点在しており、古くから山陰地方の主要都市として栄えてきました。
地方都市でありながら、JR米子駅のほか、市内から車で20分ほどの場所には空港もあり、市外へのアクセスは良好。また暮らしの利便性についても、生活に必要な施設やサービスがギュッとつまったコンパクトシティとして、経済産業省が作成する「暮らしやすさ」の指標で日本一を獲得したこともあるほどです。
さらに子育て支援制度も充実しており、子どもがいるご家族でも安心。鳥取県では「子育て王国とっとり」と銘打ち、県全体でさまざまな施策を行っているほか、米子市としても、妊娠期から子育て期にわたり切れ目なく子育て世代を支援するための「こども総本部」を設置するなど、独自の取組みにも力を入れています。
-
もっと鳥大病院の魅力を
教えてください。ぜひ説明会や病院見学に
ご参加ください。
他にも職員のインタビューをまとめた
冊子『ひと案内』や、患者さん向けの
定期刊行誌などもありますので、
そちらもご覧ください。鳥大病院の魅力を知っていただくには、やはり一度来院いただくのが一番です。海と公園を裏手に構える気持ちの良いロケーション、定期的に展示会を開催している院内のロビーなど、他の病院とは一味ちがう鳥大病院ならでの雰囲気をぜひ体感してください。
まず説明会や病院見学に参加いただくほか、希望される職種の部署や診療科の見学もできますので、お気軽にお申し込みください。※新型コロナウイルス感染症拡大の影響で説明会、病院見学に制限があります。詳しくは人事係にお問い合わせください
▶現在申し込みを受付けている説明会はコチラ
▶病院見学の申し込みはコチラまた、病院の概要と職員12人インタビューを掲載した冊子『ひと案内』もぜひご覧ください。一人ひとりの個性豊かな成長過程や本音、ひたむきな使命感などをインタビューし、ドキュメンタリー形式で編集した1冊です。
鳥大病院を知るなら広報誌『カニジル』もおすすめです。
『カニジル』というユニークな名前は「医療の世界をいかに知ってもらうか」→「いかに知る」→「カニジル」という経緯で命名されました。医療と鳥大病院について多角的にフォーカスを当て、丁寧に切り取っていくことで、患者さんや地域の皆様に読み物として楽しみながら確かな医療情報を届けることをめざしています。鳥大病院の新しい一面や、患者さんへの向き合い方を感じ取ってもらえる冊子です。 -
寮はありますか?
看護師、および初期研修医のための
寮を用意しています。
どちらも病院まで歩いて10分以内の
便利な立地にあります。鳥大病院では、働きやすい職場づくりの一環として、看護師と初期研修医が格安で利用できる専用の寮を提供しています。
看護師寮
ぜんぶで42部屋あり、月額3,000円程度の寮費と電気・ガス・水道料金のみで、最大3年間住むことができます。このほか福利厚生に関する情報は、Webサイトよりご確認ください。
初期研修医寮
部屋数は24。月額25,000円+共益費3,000円で、研修期間中のみ住むことができます。外観・内観の写真や間取りなどの情報は、Webサイトよりご確認ください。
なお本ページやWebサイトよりも詳細な情報が必要な場合は、個別にお問い合わせください。