1. TOP
  2. 看護師
高度な医療に挑戦しつづける職種のコト。高度な医療に挑戦しつづける職種のコト。
看護師
看護師
鳥大病院の
看護師の特色
1
看護師として成長し
続けられる各種制度と
キャリアプラン

鳥大病院には救急科や手術部など、看護師の力が求められる多彩な職場があり、一人ひとりが身につけたい専門性を養うことができます。継続的にキャリア形成を図れるよう、出産や介護などの際、柔軟に働き方を変えられるなど福利厚生も万全です。

2
新人からスペシャリスト
まで、目的や
キャリア別に研修を実施
年齢も、めざす看護師像も異なる職員たちの、それぞれの理想をかなえたい。鳥大病院はそう考えています。だから、それぞれが必要なスキルに対応できるように多彩な研修を用意し、一人ひとりが着実にステップアップできるようなしくみづくりを続けています。
3
多様な知識や経験を
吸収し、チーム医療の
中心として成長

鳥大病院の看護師は、チーム医療の中核として、患者さんのニーズを汲み取りつつ、他職種の専門的な話も理解して治療方針の提案に携わる必要があるなど、求められるスキルや経験は多いですが、そのぶん他の病院にはないような成長機会をたくさん得られます。

研修内容
新人看護師は1年目に専門部門、2年目に部署のローテーションを実施することで、基本看護技術習得、およびさまざまな職員と人間関係を築くことで、医療人としての視野を大きく広げることができます。
また研修に際しては、各病棟に在籍する教育担当の看護師(ティーチングナース)がそばについて指導を行い、新人看護師一人ひとりの成長したポイントや、足りないスキルをチェック。キャリアプランの作成や、業務の振り返りをサポートします。
新人研修の一例
フィジカル
アセスメント研修
視診、打診、聴診などで実際に体に触れ、患者さんの症状を分析(アセスメント)する技術を学びます。
看護技術演習 チェックリストに沿って採血・吸引・皮下注射などについて、手技の根拠を確認しながら演習します。演習は主にティーチングナースとともに行われます。
シミュレーション
研修
7月に基礎編、2月に応用編と、年に2回実施。シナリオは、ティーチングナースが、新人看護師の配属部署に沿って作成します。しっかりと事前学習も行い、シナリオの要点を押さえた上で研修に臨んでもらいます。
基本的な勤務体系
日勤 8:30~17:00 (休憩45分)
3交替準夜 16:30~翌1:00 (休憩45分)
3交替深夜 0:30~9:00 (休憩45分)
2交替夜勤 16:30~翌9:00 (休憩60分)
鳥大病院では、 2交替制 ・3交
替制・混合型の柔軟な勤務体制
を採用しています。
施設・設備
医療福祉支援センター
鳥大病院697床の入院ベッドを効率的に運用し、なるべく多くの患者さんに医療を受けていただくこと、また入院前の早い段階から、退院に向けてきめ細かな支援を行うことを目的としてつくられました。
ドクターヘリ・
ドクターカー
一刻も早く医師や看護師が患者さんのもとへ駆けつけ、どんな場所でも高度な医療を開始できる体制を整えるため、山陰地方で唯一、ドクターヘリ・ドクターカーの両方を運用しています。
よくある Q&A
  • 看護師のキャリア支援には
    どのようなものが
    ありますか?

    生涯を通じて活躍できるよう、
    多様なキャリアプログラムや
    キャリアパスを
    用意しています。

    とりだい病院の看護師として、専門能力の効果的な習得と向上を図り、看護専門職として自分自身のキャリアを自覚し、生涯を通じて活躍することを目指すことができるよう支援します。
    クリニカルラダーに基づいた多様な教育プログラムを準備するとともに、個人のキャリア開発を目指したキャリアパスを整備し運用しています。

    専門・認定看護師

    現在、専門看護師3名・認定看護師29名が在籍し、さまざまな領域で活躍しています。専門・認定看護師の資格の取得にあたっては、教育期間は出張対応とするなど支援を行っています。

    特定行為看護師

    「特定行為に関わる看護師の研修制度」に基づいた研修を修了し、特定行為が可能となった看護師は21名在籍しています。当院ではICUを中心に様々な分野で活躍しています。

    在宅生活志向をもつ看護師

    当院の医療スタッフ研修センターに在宅医療推進支援室が設置されており、在宅生活志向(Home Oriented Care: HOC)の育成を基本理念に据えた3つのコースからなる「在宅医療推進のための看護師育成プログラム」が開講しています。当院看護部の新採用1年目・2年目の看護師は、必須研修として受講することができます。3年目以降で希望があれば訪問看護ステーション等で実習することができます。

  • 先輩とスムーズに
    関係づくりを行うための
    場や取り組みはありますか?

    年齢や立場のさまざまな
    先輩職員と交流する機会を、
    積極的に増やしています。

    新人看護師の所属部署には、看護師長や教育担当副看護師長のほか、ティーチングナース、プリセプターナース※など大勢の先輩がおり、このメンバーで月に一度「プリセプター・プリセプティ会」を開催。新人の悩みや業務の進捗状況を話し合います。また教育支援室の看護師長や公認心理師が新人看護師全員と個人面談を行う場も別途設け、業務上の不安や困っていることを気軽に相談できるしくみを整えています。ほかにも、勤務中でも先輩から積極的に声掛けを行い、新人看護師が気兼ねなく相談できる雰囲気づくりにも力を入れています。

    ※一人の新人看護師に対して固定でつく、同じ部署内の先輩看護師のこと

  • 働きやすい職場づくりのために
    行っている
    取り組みで、
    好評なものを教えてください。

    「ノー残業デー」の浸透率が高く、
    高い職務満足度にも
    つながっています。

    看護部では各部署で「ノー残業デー」を採用。職員が定時で優先的に帰れる日を作り、当日は「かえるん。バッジ」を身につけています。いまでは部署単位ではなく、個人単位で「ノー残業デー」を希望申請できるようになっており、アフターファイブを有意義に過ごせると好評です。なお昨年度の職務満足度調査では、「ノー残業デー」に力を入れている部署ほど、満足度が高い傾向が見られました。そのほか令和2年より2色制ユニフォームを導入。昼勤と夜勤勤務者がひと目でわかるようにすることで、超過勤務削減をめざしています。
先輩に聞く
「鳥大病院」が
めざす
看護師像
とは?
聴くこと。伝えること。
看護師の責務は
コミュニケーションから。
松井 未有希 勤務歴:2年
私が鳥大病院で研修を受けたときに、強く感じたことがあります。それは、看護師にはわからないことを躊躇なく尋ねられる安心感と、困ったときに傍にいてくれるという信頼感が必要だということ。私自身はもともと引っ込み思案の性格でしたが、患者さんに心を開いてもらうため、「巡回の際には目を見て挨拶する」、「名前を呼んでから入室する」などの礼儀を徹底するとともに、検温などの際には「気になることはありませんか?」と、会話の糸口を探りながら話しかけるようにしています。また入職一年目には、看護師としてチームで患者を受け持っている意識が低く、情報の共有をできていなかったと反省する場面もありました。だからこそ、一人だけで考え込むことや安易に結論を出すことを避け、積極的に情報や意見を共有することを心がけています。誰よりも心細く助けを必要としている患者さんの最も身近な存在として、「患者さんから最初に頼ってもらえる看護師」をめざしていきたいと思います。
松井さんの先輩南前さん
(プリセプター)
松井さんの
「ココが成長した!」と
感じるところを
教えてください。

わからないことを周囲に相談したり、積極的に挑戦したりできるようになったことです。「どのように声かけしたら良いですか?」「明日の処置、初めてなのでやってみたいです」など、周囲のスタッフへ自分から発信できている姿を見て、とても成長したと感じています。

松井さんの
「看護師としての強み」は
何でしょうか?

どうしても医療処置などの業務を優先してしまいがちですが、松井さんは忙しい中でも患者さんと丁寧に接することができています。これは患者さんからの信頼を得る上で、また患者さんのニーズを捉える上で大切なことであり、松井さんのとても良い点だと思います。

松井さんにとって、
南前さんってどんな人?
私のプリセプターです。困っていることを相談した時の対応がとても丁寧なので、いつも安心して相談することができます。また病態や治療方針、社会的背景など、患者さんのことをよく理解した上で接されているところを尊敬しています。
松井さんの同期 都田さん
松井さんに対する最初の
印象はどうでしたか?

入職して間もない頃の研修で、まだ緊張しており、知り合いもいなかった私に、話しかけてくれたのがうれしくて印象に残っています。また、研修前にチェックリストに書き込みをするなどの予習をしていて、真面目で優しい人だなと思いました。

松井さんの
「ココがすごい!」と
感じることを教えてください。

患者さんの話をしっかり聞いているところです。忙しくなるとつい患者さんの話を遮ったり、観察項目の確認だけで終わりがちなので、松井さんのように、患者さんの話を聞きながらいつもと違うところはないかと気づけるように見習いたいです。

松井さんにとって、
都田さんってどんな人?
都田さんは、日々の業務の悩みなどを親身に聞いてくれるので話しやすく、看護師1年目を一緒に乗り越えた同期です。都田さんを含めた同期とは、月に1回ご飯を食べに行っており、たくさん話をしてストレスを発散しています。
※勤務歴などインタビュー内の情報は、2023年取材当時のものです。