理学療法士の特色
早期リハビリテーション
介入を担当
患者さんの早期退院をめざす鳥大病院にとって、ケガや疾患からのすばやい回復は非常に重要。最新の知見や手技をもとに、患者さんがスムーズに日常生活へ戻れるようにサポートします。
勉強会を通じて、
多様な知識・経験を習得
リハビリテーション部には整形班、中枢・小児班、内部障害班、救急・ICU班の4つの班があり、新人は一年かけて班をローテーション。以降も職種混合の勉強会などで、新しいスキルを身につけます。
連携し、チームリハビリ
テーションを実践
患者さんやその家族と関わる機会が多い看護師や、食事・栄養の専門家である管理栄養士など、リハビリの現場に立つ職員として、多様なメンバーが集うチームの中心的役割を担う経験が得られます。
理学療法部門の研修は、基本的にOJT。当部門は整形班、中枢・小児班、内部障害班、救急・ICU班の4班に分かれており、1年目に各班をローテーションした上で、2年目から希望する班を担当することになります※。また業務とは別に資格取得も奨励しており、日本理学療法士協会が認定する認定理学療法士や専門理学療法士、その他学会の認定資格(心臓リハビリテーション指導士、三学会合同呼吸療法認定士、NST療法士、糖尿業療養指導士など)の取得に向けた勉強や、県内外に行われる研修会への参加には一部補助があります。その他、具体的な研修・活動内容は下記表をご覧ください。
※職員の希望を極力尊重しますが、適性などを加味した上で希望する班に割り当てられないこともあります。
部内活動 | ◯療法士長による講義受講(6時間以上、入職2週間以内) ◯各部門中堅者による臨床指導 ◯部門内発表(2回/年以上) |
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部外・院外活動 | ◯医療安全等、コンプライアンスに関する院内研修会(2回/年以上) ◯臨床業務に関する院外研修会(1回/年以上) ◯部外(院内外)学会発表、講演、論文掲載などの学術活動(採用3年以内) |
部門ミーティング | 8:30~ |
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臨床業務 開始※ | 9:00~ |
休憩 | 12:15~(45分間) |
臨床業務 再開※ | 13:00~ |
終業 | 17:00 |
交代で3~4名が半日、
または1日勤務。
※臨床業務に加え、カルテ入力等の書類作成、チーム医療参加、カンファレンス参加等もあり、時間外勤務もあります。(時間外手当あり)
施設・設備
連動したエルゴメータ、
トレッドミル装置
浴室ユニット
シミュレーター(SiDS)
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産休や育休に
ともなう
休職制度は
ありますか?休職制度だけでなく、
妊娠中や復職後の職員に
対する
サポート体制も
整っています。リハビリテーション部では、鳥大病院の規定に沿った休職制度を採用しており、休職期間などについても、ある程度は本人の意向を個別に反映できます。休職前にも、例えば妊娠中の職員は時短勤務に変更するなど、シフト調整が可能です。また出産後、子育てと仕事を両立させながら、安心して復職できるよう、復帰後の業務体制については上司と相談してから決定します。業務内容についても、本人のキャリアプランや専門性を最大限に尊重しています。 -
患者さんの早期退院のため、
リハビリテーション部では
どのような取り組みを
していますか?患者さんとご家族、
医療チームとが連携を深め、
協力し合うことで
早期退院をめざします。リハビリテーションはチーム医療。そのためリハビリテーション部の職員が単独で何かに取り組むことはなく、患者さんとご家族を中心に、医師、看護師、その他コメディカルと協力して、治療に取り組みます。早期介入・継続介入のため、患者さんと接することの多い看護師との連携は、特に欠かせません。例えばカンファレンスに参加して、リハビリ内容や進捗状況を逐一共有するほか、必要に応じて担当看護師にマニュアルを渡し、別途リハビリ指導に取り組んでもらうこともあります。 -
鳥大病院の
リハビリテーション部で働くには、
どんな心がまえが必要ですか?患者さんの些細な変化を
見逃さない観察力と
気づかいが求められます。リハビリでは患者さんに直に接したり、お話ししたりする機会が多いので、できるだけ患者さんの気持ちに寄り添って対応することが重要。病気・ケガの痛みやしんどさをこらえながらのリハビリなので、患者さんにとっては気乗りがしないときもあるでしょう。日々、患者さんを観察しながら、表情や話し方、体の緊張を見逃さず、リハビリ内容を変更したり、ときにモチベーションを高める声がけをしたりと工夫しながら、患者さんが少しでも早く日常生活に戻れるようにサポートしようという姿勢を常に心がけてほしいです。
めざす
理学療法士像
とは?
もらうこと。それは、
私を信じてもらうこと。
「ココが成長した!」と
感じるところを
教えてください。
入職当初から何事にもチャレンジし、やる気のある姿勢を常に見せてくれています。それだけでも十分なのですが、竹森さんはやる気だけでなく「結果」を学会発表や論文といった形に残そうと努力しており、その姿にはより一層の成長を感じています。
「理学療法士としての強み」
は何でしょうか?
「明るさ」と「底知れぬ向上心」です。竹森さんは普段から患者さんやスタッフに明るく接しています。そして、底知れぬ向上心があり、「何事も吸収しよう」、「改善には何ができるだろうか」と自ら考えて行動できるのも彼の強みです。その行動の一つが大学院進学や学会発表だと思っています。
教わったことの中で、
特に印象深いことは
何ですか?
何事も一生懸命に納得がいくまでやり抜こうとする姿勢です。仕事でもプライベートでも、一度興味や関心をもったことはそれが突き詰められる環境に身を置き、極めようとします。竹森さんは後輩ですが、その姿勢は私も見習うべきだと思っています。
どんな後輩でしょうか?
竹森さんは、どんなことも率先して取り組む姿勢で、周りを引っ張ってくれる頼もしい存在です。一方で、頼もしさやリーダーシップが強調されがちですが、相手の気持ちを考え、寄り添いながら接してくれるなど、優しさも兼ね備えた後輩です。
松本さんってどんな人?
和田さんってどんな人?