臨床検査技師の特色
さまざまな分野の
チーム医療に参画
栄養管理チームや感染対策チームの一員として、医師などと共に治療に携わります。ひとつの症例に対する他職種からの視点は、技師としての知的成長の機会となります。
支える、世界標準の
臨床検査室と検査機器
資格取得によるキャリア
アップの機会も豊富
鳥大病院の検査部は技師の成長を目的として、学術研究や論文発表の機会、資格取得のための勉強や研修の場を多く設けており、指導者として研究者として、幅広いキャリアをめざせます。
鳥大病院の検査部では、大きく分けて3種類の研修を行っています。初期研修課程(1年)は入職後に始まり、半年後に日当直検査と採血業務を行えるように、血液、生化学、輸血、微生物検査を学びます。基礎研修課程は2年間かけて行われ、検体検査や生理検査などの院内業務について、内容を理解しながら実務的な技術を習得していきます。専門技師課程では、認定臨床微生物検査技師やNST専門療法士※など、専門分野認定資格の取得へチャレンジ。研究に取り組むとともに、指導者としてもステップアップしていきます。
※ほかに検査部の職員がよく取得している資格として、認定輸血検査技師、認定血液検査技師、認定骨髄検査技師、認定一般検査技師、認定臨床化学者、超音波検査士、認定技師(脳波分野)、認定心電検査技師、聴力検査技術者などがあります。
プログラム(3年間)
訓練期間 | 研修名 | 教育研修内容 到達目標|臨床検査の基礎業務に習熟する。当直関連業務の知識・技能の知識を深める。
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1年目 (初期 研修 課程) |
6〜9カ月 | 共通業務訓練 採血研修 |
4月 | 前期教育訓練計画 (4月:初期教育訓練 5月:採血業務研修) |
5月 | ||||
基礎業務訓練 (当直研修) |
6月 | 9月:前期教育訓練実績 (6-9月:当直前研修) |
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7月 | ||||
8月 | ||||
9月 | ||||
業務訓練 | 10月 | 10月:後期教育訓練計画 (10月:副日直開始 11月:検査日直開始 10-12月:業務研修) |
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11月 | ||||
12月 | ||||
採血、日当 直業務研修 修了 |
業務訓練 | 1月 | 2月:次年度教育訓練計画 3月:年度末教育訓練実績 (1月:副当直開始 1-3月:業務研修) |
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2月 | ||||
3月 | ||||
2年目 (基礎 研修 課程) |
2年目前期 | 業務訓練 | 4月 | 4月:継続教育 (5月:検査当直開始 4-6月:業務研修) |
5月 | ||||
6月 | ||||
業務訓練 | 7月 | 9月:前期教育訓練実績 (7月:臨床検査同学院 二級検査士、緊急検査士受験) |
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8月 | ||||
9月 | ||||
2年目後期 評価 |
業務訓練 | 10月 | 10月:後期教育訓練計画 (10-12月:業務研修) |
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11月 | ||||
12月 | ||||
業務訓練 | 1月 | 2月:次年度教育訓練計画 3月:年度末教育訓練実績 (1-3月:業務研修) |
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2月 | ||||
3月 | ||||
3年目 (基礎 研修 課程) |
登録 評価 | 業務訓練 | 4月 | 5-6月:登用試験エントリー (4-6月:業務研修) |
5月 | ||||
6月 | ||||
任期 評価 | 業務訓練 | 7月 | 7-8月:登用試験受験 9月:登用試験合格 (7月:臨床検査同学院 二級検査士、緊急検査士受験 8月:任期評価) |
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8月 | ||||
9月 | ||||
3年目後期 | 業務訓練 | 10月 | (10-12月:業務研修) | |
11月 | ||||
12月 | ||||
業務訓練 | 1月 | 2月:次年度教育訓練計画 3月:年度末教育訓練実績 (1-3月:業務研修) |
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2月 | ||||
3月 |
1年目(初期研修課程) | ||
---|---|---|
訓練期間 | 研修名 | |
6〜9カ月 | 共通業務 訓練 採血研修 |
4月 |
5月 | ||
基礎業務 訓練 (当直 研修) |
6月 | |
7月 | ||
8月 | ||
9月 | ||
業務訓練 | 10月 | |
11月 | ||
12月 | ||
採血、 日当 直 業務 研修 修了 |
業務訓練 | 1月 |
2月 | ||
3月 |
1年目の教育研修内容 到達目標|臨床検査の基礎業務に習熟する。
当直関連業務の知識・技能の知識を深める。 |
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4-5月の訓練期間 前期教育訓練計画 (4月:初期教育訓練 5月:採血業務研修) |
6-9月の訓練期間 9月:前期教育訓練実績 (6-9月:当直前研修) |
10-12月の訓練期間 10月:後期教育訓練計画 (10月:副日直開始 11月:検査日直開始 10-12月:業務研修) |
1-3月の訓練期間 2月:次年度教育訓練計画 3月:年度末教育訓練実績 (1月:副当直開始 1-3月:業務研修) |
2年目(基礎研修課程) | ||
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訓練期間 | 研修名 | |
2年目 前期 |
業務訓練 | 4月 |
5月 | ||
6月 | ||
業務訓練 | 7月 | |
8月 | ||
9月 | ||
2年目 後期 評価 |
業務訓練 | 10月 |
11月 | ||
12月 | ||
業務訓練 | 1月 | |
2月 | ||
3月 |
2年目の教育研修内容 到達目標|臨床検査の基礎業務に習熟する。
当直関連業務の知識・技能の知識を深める。 |
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4-6月の訓練期間 4月:継続教育 (5月:検査当直開始 4-6月:業務研修) |
7-9月の訓練期間 9月:前期教育訓練実績 (7月:臨床検査同学院 二級検査士、緊急検査士受験) |
10-12月の訓練期間 10月:後期教育訓練計画 (10-12月:業務研修) |
1-3月の訓練期間 2月:次年度教育訓練計画 3月:年度末教育訓練実績 (1-3月:業務研修) |
3年目(基礎研修課程) | ||
---|---|---|
訓練期間 | 研修名 | |
登録 評価 |
業務訓練 | 4月 |
5月 | ||
6月 | ||
任期 評価 |
業務訓練 | 7月 |
8月 | ||
9月 | ||
3年目 後期 |
業務訓練 | 10月 |
11月 | ||
12月 | ||
業務訓練 | 1月 | |
2月 | ||
3月 |
3年目の教育研修内容 到達目標|臨床検査の基礎業務に習熟する。
当直関連業務の知識・技能の知識を深める。 |
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4-6月の訓練期間 5-6月:登用試験エントリー (4-6月:業務研修) |
7-9月の訓練期間 7-8月:登用試験受験 9月:登用試験合格 (7月:臨床検査同学院 二級検査 士、緊急検査士受験 8月:任期評価) |
10-12月の訓練期間 (10-12月:業務研修) |
1-3月の訓練期間 2月:次年度教育訓練計画 3月:年度末教育訓練実績 (1-3月:業務研修) |
日勤 | 8:30~17:00 |
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早番[1] ( 1名 ) | 7:30~16:00 |
早番[2] ( 数名 ) | 8:00~16:30 |
宿直 ( 2名 ) | 17:00~8:30(毎日) |
日直 ( 2名 ) | 8:30~17:00(休日) |
ソリューション
(BC・ROBO-8000RFID)
(LABOSPECT 008α、
i2000SR、
ルミパルス L2400、
cobas8000)
(XN-3000、SP-100、
DI-60)
(CN-6000)
微生物培養検出装置
(バクテック™FX)
微生物同定・
感受性分析装置
(バイテック2ブルー、
ライサスエニー)
質量分析装置
(MALDIバイオタイパー)
(IH-1000)
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鳥大病院の検査室には
どのような強みが
ありますか?国際的な基準に則った
検査の品質を
担保しています。鳥大病院では2017年にISO15189の認定を取得しました。これは国際的に認定された臨床検査室であることを意味します。検体採取から検査結果の報告まで、すべてにわたって国際的なマネジメントシステムの要求事項に従って実施。国際的な検査の品質と比較して技術能力を評価されるため、検査データに対する信頼性が向上します。その分、検査部員の責任も明確になるので、組織の一員としての自覚が生まれ、組織の活性化、効率的な組織運営にもつながっています。 -
検査部で働きながら
取得できる
専門認定技師資格には、
どのようなものがありますか?認定資格はさまざま。
業務経験や学会発表の
実績が必要なものも。認定臨床微生物検査技師、認定輸血検査技師、認定血液検査技師、認定骨髄検査技師、認定一般検査技師、認定臨床化学者、超音波検査士、認定技師(脳波分野)、認定心電検査技師、聴力検査技術者、NST専門療法士など、多くの認定資格があります。認定取得のために認定試験を受験する必要があるのですが、その受験資格を得るためには専門分野の業務経験(長いもので5年以上)や症例報告、学会発表などの業績や指定研修会への参加が必要なものが多いです。なお認定資格取得にかかる費用は病院が負担します。 -
検査部での業務には、
検査技術以外に
どのような
スキルや資質が求められますか?的確な検査を行うための
緻密さや、チームで連携する
力が重要です。検査室には多種多様な検査機器があります。それらを使いこなして検査データや検査機器を管理できる緻密さと、日常業務の中で遭遇する検査データの異変に「何かおかしい」と気づく感覚を持つことが大事です。ちなみに検査部では、日常の検査で経験した症例や新しい検査機器・検査方法についての有用性を検討した結果などについて、積極的に学会で発表しています。またほかにも患者さんとの関わりや、他職種と協働してチーム医療を円滑に行うためのホスピタリティやコミュニケーション能力も必要です。
めざす
臨床検査技師像
とは?
データの先の
誰かのために。
最初の印象は
どうでしたか?
「礼儀正しく、落ち着いている」というのが第一印象です。また、入職当時から大学院で勉強したいという気持ちを聞いていたので、熱意のある子が入ってきたなと思いました。実際、働きながら大学院にも通い、修士を取得しているので、三島さんは本当にすごいです。
期待されていることは
何でしょうか?
今後、認定資格取得に挑戦し、三島さん自身がキャリアを高めていくことももちろんですが、培った知識や技術を周りにも活かしてほしいと思っています。検査業務の改善、学生や後輩の指導、チーム医療など、三島さんがさらに活躍の幅を広げてくれることを期待しています。
最初の印象は
どうでしたか?
誰とでも気さくに話ができる先輩で、入職初日で緊張していた私にも話しかけてくださり、大変うれしかった記憶があります。仕事の面でも、困惑していた私をいつも助けてくださり、業務はもちろん、合間のちょっとした作業でも一つひとつ丁寧に教えていただきました。
どんな先輩でしょうか?
一言で表すと、お姉ちゃんみたいな存在です。後輩の面倒見もよく、困ったことがあると私はよく三島さんに相談します。また、業務で細々とした作業も率先して行っている姿を見て、三島さんのように動けるようになりたいと思っています。
永井さんってどんな人?
仲田さんってどんな人?