消化器外科 概要

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消化器外科 概要

消化器外科(第一外科診療科群)

診療内容

消化器外科では、消化器癌(食道癌、胃癌、大腸癌、肝臓癌、胆管癌、膵癌など)の治療を主に行っておりますが、良性疾患(胆のう炎、ヘルニア、虫垂炎など)にも対応しています。消化器外科は、上部消化管(食道、胃)、下部消化管(小腸、大腸)、肝胆膵の3グループに分かれ高度な専門的治療を行っております。癌治療に関しては近年、体にやさしい手術(低侵襲手術)が、術後の早期回復、早期社会復帰に貢献するのみならず、術後の体力の低下を抑えることで癌の治療成績も改善することが言われており、我々は積極的に取り組んでおります。内視鏡外科学会の厳しい審査に合格した技術認定医は、胃領域4名、大腸領域4名、膵臓領域1名の計9名おり種々の疾患に対し高度な医療を提供しております。又ロボット支援手術についてもプロクター(指導医)食道2名、胃2名、直腸1名、膵1名が所属しており、すべての臓器(食道・胃・大腸・膵臓・肝臓)に対して、積極的に行います。進行癌に対しては手術だけでは治療成績は不良であり、化学療法、放射線療法、手術を組み合わせた集学的治療を積極的に行い治療成績の向上を目指しています。また、我々独自の診断治療法の開発にも積極的に取り組んでおります。

専門分野

上部消化管(食道、胃)
食道癌、胃癌、胃粘膜下腫瘍、食道良性疾患など

下部消化管(小腸、大腸)
大腸癌(直腸癌含む)、肛門癌、小腸腫瘍、炎症性腸疾患など

肝胆膵(肝臓、胆道、膵臓、脾臓)
肝臓癌、転移性肝腫瘍、胆管癌、胆嚢癌、膵臓癌、膵内分泌腫瘍、胆石症、脾疾患など

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診療科の特色

  1. 早期癌、進行癌に対して積極的に腹腔鏡あるいは胸腔鏡手術を行います。
  2. 食道癌・胃癌・大腸癌・膵腫瘍・肝腫瘍に対して手術支援ロボットda Vinciによる手術を行います。
  3. 下部進行直腸癌に対する術前化学放射線療法+肛門温存手術を行っています。
  4. 早期直腸癌に対する経肛門的直腸腫瘍切除術、高度進行癌に対しては、抗がん剤治療、放射線治療と手術を組み合わせた集学的治療により治療成績を向上させます。
  5. 肥満症患者さんに対して肥満手術を行います。
  6. 地域医療に貢献するために、腹部救急疾患に対応いたします。また、地域の病院に対しスタッフを派遣し手術支援を行います。

 

特徴的な医療機器

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診療実績

手術実績:(2023年)
食道疾患 31件
胃疾患 98件
肝疾患 31件
胆道・膵疾患 70件
脾疾患 0件
小腸・大腸疾患 192件
ヘルニア、腹膜・後腹膜、その他 0件
総計 422件

外来案内

  1. 当科は、主に消化器疾患(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、胆道、膵臓)・小児疾患を取り扱い、一般外科、腫瘍外科、小児外科を専門としております。
  2. 当科の新患外来日は消化器外科:月、水、金曜日、小児外科:月曜日となっておりますが、急患に関してはこの限りではありません。下記連絡先まで直接お電話にてお問い合わせ下さい。
  3. 当院は特定機能病院として、他の病院や診療所からご紹介される患者さんを主体に診療しております。できる限り紹介状をご持参して受診していただきますようお願いいたします。
  4. また、消化器外科、消化器癌に関するセカンドオピニオン外来も月、水、金の新患日に受け付けておりますので、お気軽に御相談ください。
診察日
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医師紹介

教授 主任診療科長 藤原 義之
(ふじわら よしゆき)

特命教授 長谷川 利路
(はせがわ としみち)

坂本 照尚
(さかもと てるひさ)

徳安 成郎
(とくやす なるお)

山本 学
(やまもと まなぶ)

松永 知之
(まつなが ともゆき)

木原 恭一
(きはら きょういち)

宮谷 幸造
(みやたに こうぞう)

花木 武彦
(はなき たけひこ)

村上 裕樹(むらかみ ゆうき)

河野 友輔(こうの ゆうすけ)

宍戸 裕二(ししど ゆうじ)

清水 翔太(しみず しょうた)

柳生 拓輝(やぎゅう たくき)

石黒 諒(いしぐろ りょう)

岸野 幹也(きしの みきや)

坂野 悠(さかの ゆう)

高橋 朋大(たかはし ともひろ)

安井 千晴(やすい ちはる)

吉田 惇(よしだ じゅん)

織原 淳平(おりはら じゅんぺい)

尾﨑 晃太郎(おさき こうたろう)

山本 晃久(やまもと あきひさ)

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