検査部概要

検査部長挨拶

検検査部の役割は、依頼された検査の精確・迅速・効率的な検査結果の報告にあります。臨床の現場にとって検査部は縁の下の力持ちで、鳥取大学医学部附属病院の機能を支える重要なインフラの一つです。地域医療に貢献し、大学病院が発展するためには、インフラとしての検査部の充実は欠かせません。臨床からの要望に耳を傾けながら、臨床に役立つことのできるよう改善に努めております。また、大学病院の検査部として、臨床検査に関する研究活動や医学部学生の教員にも多大なエネルギーを費やしています。そのために個々の検査技師は、日常の業務だけでなく、研修会などの教育的機会に積極的に参加したり、論文発表などの研究活動を通して研究的思考を身につけたり、日々研鑽を重ねております。

                                          検査部長 本倉 徹

特色

検査部は、先進医療の安全な提供に必須な臨床検査サービスの充実を推進しています。また、臨床検査データ管理とともにチーム医療を通した他職種との協働を進めています。感染制御チーム (ICT)、栄養サポートチーム(NST)、糖尿病支援チームなどにチームの一員として参画し、治療経過の動向に対する適切な処置や院内感染に対する早期対処に大きく貢献しています。さらに、専門認定技師資格の取得や学術研究・論文発表の支援をはかるとともに、研修生などの受け入れを強化し臨床検査技師の資質向上へ継続的に取り組んでいます。

検査部基本方針

  • 高度医療・先進医療の安全に提供できる精確かつ高品質の臨床検査データの提供
  • 救命救急センター充実に応える迅速検査拡充による地域救急医療への貢献
  • 先進的検査導入と診療科の専門性に対応する人材育成と技術研鑽
  • 新規検査の研究開発による学術・社会貢献


業務内容



特徴的な医療機器等

検査部01

008

AutoVue1

  • 検体前処理搬送システム(検体の前処理から測定までを自動化)
  • 生化学自動分析装置(LABOSPECT008、DXI800、LABOSPECT 003等)
  • 免疫血清自動分析装置(cobas e 411、LUMIPULSE Presto等)
  • 血液凝固検査自動分析装置(LH755 、EPICS-XL、CS-2100i等)
  • 一般検査自動分析装置(AX-4280、UF-100)
  • 細菌検査装置(Micro Scan、BacT/ALERT3D、コバスTaqMan)
  • 生理機能検査(SCM-6000:ホルター心電図解析、Neuropack X1、JTG5310:熱画像検査)
  • 輸血検査装置(AUTO Vue)
  • 部門システム(検査管理システム、輸血部門システム、生理検査システム、細菌検査システム)



検査部長: 本倉 徹

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