Save both the life of the mother & the baby
母体・胎児部門(MFICU)
未来に繋ぐ、かけがえのない命
あなたの大切な出産を支えます
妊娠おめでとうございます。
新しい命の誕生に向けて、私達が全力でサポートをしていきます。

1. 安心・安全な出産のために

当施設は、お母さんと赤ちゃんの健康と安全を最優先に考え、分娩時には最新のモニタリングシステムを使用し、お母さんと赤ちゃんの状態を常に把握しています。産科医師も常に院内に待機しており、連携を取って対応しています。また手術室も完備しているため、緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。
出産後、赤ちゃんの様子気になる状態があれば、すぐに新生児科医師にて診察を行って頂き、必要に応じて新生児医療センター(NICU・GCU)で対応をします。

2. 経験豊富な周産期スタッフ

経験豊富な産科医や新生児科医をはじめ、新生児科経験の豊富な助産師や看護師、アドバンス助産師、臨床心理士、薬剤師、栄養士も在籍しております。全スタッフが定期的な研修を受け、最新の知識と技術を持って皆様をサポートいたします。また、小児科、内分泌科、精神科など、様々な科とも連携を取りながらお母さんと赤ちゃんを支えております。妊娠・出産・育児に関する不安や疑問があれば、いつでもご相談いただけるよう親身になって対応いたします。

3. 24時間体制の緊急対応

当施設は24時間体制で緊急対応が可能です。夜間や休日も含め、いつでも専門の医療スタッフが待機しており、万が一の緊急事態にも迅速かつ適切に対応します。また、新生児医療センター(NICU・GCU)も完備しているため、赤ちゃんとお母さんの安全を考えながら、新生児科スタッフとも緊密に連携をとって対応いたします。

4. 出産プランについて

当施設では、妊婦さん一人一人の希望やニーズに応じ、自然分娩、無痛分娩、院内助産分娩に対応しています。分娩前のカウンセリングを通して不安を解消し、安心して出産の日を迎えていただけるように努めております。旦那さんの立ち会い分娩も行っており、リラックスできる方法で出産を迎えられるようサポートしていきます。妊娠中にはバースプランを伺いますので、したいこと・できるかな?と思っていることなどお気軽にご相談ください。
> 無痛分娩について:詳しくはこちら
院内助産分娩について:二人目以降の妊婦さんを対象とさせていただきます。医師の介入をせずに助産師が常に側でサポートいたします。赤ちゃんやお母さんの安心・安全が最優先のため、必要であれば医師とも連携をとり適切に対応させていただきます。

5. 出産後のサポート

出産後も育児相談や母乳育児のサポートなど、退院後も安心して育児に専念できるように、幅広いサポート体制を整えています。育児に関する疑問や悩みがあれば、いつでもご相談ください。(現在、当院で分娩された方対象の産後ケアの体制も整備中。開始の際はお知らせ致します。)NICUで治療をした赤ちゃんは、退院後小児科の「フォローアップ外来」で経過をみていきます。
また、赤ちゃんお一人につき1つずつ、ミキハウスのお土産をプレゼント☆皆様に喜んでいただいています。
認定看護師によるアロマセラピートリートメントも産後のお母さんには無料(1回のみ)で実施しております。産後の疲れを癒やしてみませんか?(活動日に限る)

ギフトボックスのご感想

6. 当施設での母親学級のご案内

当施設に通院している妊婦さんを対象に、前期(母乳育児に関して)、後期(分娩・育児に関して)の母親学級を開催しています。受講のご希望や詳細が知りたい方はお気軽にお尋ねください。

7. 当院で出産された産婦さんからのメッセージ


Q&A

何かリスクがないと大学病院では出産できないですか?
いいえ、そんなことは全くありません。
当院でのハイリスク分娩数は全体の●%程度であり、どなたでも分娩対応させていただきます。
「家が近い」「新生児センターがあって安心」「無痛分娩がしたい」「なんとなく」など、どのような理由でもお気軽にご相談ください。
大学病院だと学生さんが立ち会いすると聞いたのですが。
未来の産科・小児科医師・助産師・看護師のため、分娩の立ち会いをお願いすることがあります。
しかし、一番大切なのはお母さんのお気持ちですので、お断りしていただくことも可能です。
たくさん先生がおられるので私のことを知ってもらえているのか不安です…
定期的にカンファレンスを行い、妊婦さんの情報を共有しています。
新生児科の医師や新生児センターのスタッフとも共有しており、チーム治療としてサポートできる体制を整えています。
分娩費用はいくらですか?
当院の分娩介助費用は下記の通りになります。
その他お部屋代やお薬代、入院費など費用が別途加算されます。合計で約65万程度の見込みです。
(処置の実施や帝王切開などの場合は前後いたします)

分娩日分娩終了時間料金
(1児の場合)
料金(1児を超える場合)
1児を増すごとに追加
平日9:00~17:00までの間24万円15万円
17:00~22:00までの間及び
6:00~9:00までの間
29万円18万円
22:00~6:00までの間31万円19万円
土曜日6:00~22:00までの間29万円18万円
22:00~6:00間での間31万円19万円
日曜日及び休日終日31万円19万円
無痛分娩麻酔管理を行った場合は、上記の料金に89,000円を追加
出産費用は退院時に支払わないといけませんか?
直接支払い制度をご利用の場合、退院日のお支払いはございません
後日郵送で請求書と振り込み用紙を送付させて頂きます。直接支払い制度をご利用でない場合は、退院時にお支払いが必要となります。
生まれたあとの赤ちゃんとは母児同室ですか?
はい、基本的に母児同室を行っています。
お母さんの体調や希望に応じてお預かりすることも可能ですので、お気軽にスタッフにご相談ください。
完全母乳を推奨していますか?
母乳の推奨はしていますが、赤ちゃんの健康状態やお母さんの体調やお気持ちに沿って、相談しながら進めていきます。
個室はありますか?
トイレ・シャワー付の個室が1つ、トイレ付の個室が3つございます。
(入院時の空き状況によりご希望に添えない場合もございます)

 

当施設を受診希望の方へ

里帰り分娩を希望される方へ

  • Step1:はじめての連絡
    (平日14:00~17:00)

    上記時間内に女性診療科外来(0859-38-6642)へご連絡ください。下記の内容について伺います。
    • 現在妊婦健診を受けている施設
    • 分娩予定日
    • 既往歴・現在の妊娠経過
  • Step2:当院初診の締め切り日、
    それに合わせた帰省日の確認

    下記の条件に合わせて里帰りの初診の最終締め切り日、それに合わせた帰省日をお伝えいたします。
    必ず、締め切り日までに受診をお願いいたします。
    • 帝王切開予定、基礎疾患があり他科紹介が必要になる方、胎盤位置異常を指摘されている方、双胎妊娠の方は妊娠31週6日まで
    • 上記以外の場合は、妊娠33週6日まで
  • Step3:予約方法
    現在かかりつけの病院経由でWeb予約もしくはFAX予約をお取り下さい。
    かかりつけの病院経由でどうしても予約が取ってもらえない場合は、女性診療科外来にご相談ください。
  • Step4:里帰り初診時
    里帰り受診の際は紹介状(合併症があって他科の受診がある場合はその紹介状も)、母子手帳、無料券を必ず持参してください。
    ※COVID-19の感染対策については当院HPで最新情報をご確認ください。

当院の外来受診の方法

  • Step1:外来総合窓口での受付
  • Step2:女性診療科窓口での受付
    女性診療科は3階にございます。窓口のスタッフにファイル、母子手帳、無料券をお渡しください。
    採血や尿検査がある場合は、検査室へご案内いたします。
  • Step3:問診票の記入、
    血圧・体重測定

    初診の方は問診票をお渡ししますので、待ち合いで記入されましたら窓口にお渡しください。
    血圧と体重を測定して頂きます。血圧測定用紙に体重とお名前を記載し、窓口に提出してください。
  • Step4:番号での呼び出し
    順番がきましたら、お手元にある受付番号が案内板に表示されます。
    表示されましたら表示された診察室へお入りください。
    ※はじめての受診の場合・混み合っている場合は、長い時間お待ち頂くことがございます。予めご了承ください。
  • Step5:診察室にて診察
    医師にて診察、お腹のエコーを行います。場合によっては内診を行うこともありますので、着脱しやすい服でお越し下さい。
    内診の場合は助産師が必ず介助につかせて頂きます。
  • Step6:助産師による面談
    下記の時期に助産師との面談がございます。お時間がない場合や体調が優れない場合はお申し付けください。
    • 初めての受診:当院の分娩について、書類のお話、育児準備など
    • 24週頃:母乳育児や無痛分娩について、入院の書類について、育児準備など
    • 36週頃:お産の入院について、産後の流れ、赤ちゃんの書類など
    ※予約の日にちにより週数は前後する場合がございます。
    ※36週以降は毎週胎児心拍モニタリングの確認があります。診察後30分ほどお時間を取らせて頂きますので、ご了承ください。
    ※上記以外でも助産師とお話がしたい場合はお気軽に窓口にお申し付けください。
  • Step7:会計

    診察や面談が終了しましたら、女性診療科窓口にファイルを提出してください。
    本日の予定が全て終了していましたら、1階の会計に降りて頂きます。
    > 診察が終わった方へ

無痛分娩について

1. 無痛分娩とは

お産の痛みを、麻酔を使って和らげる方法を無痛分娩あるいは和痛分娩といいます。痛みを適切に取り除き安全なお産を目指す処置です。
全く痛みがなくなるわけではありませんが、陣痛による疲労やストレスが少ないため、分娩後の体力を温存でき、回復が早くなると言われています。

2. 方法

当院で行っている無痛分娩の方法には陣痛発来前に入院予定を立てる場合と、陣痛発来の時に対応する場合の二つがあります。
麻酔は硬膜外麻酔で行います。
背中から下図のように硬膜外腔にカテーテル(細い管)を入れて、そこから痛み止めの薬を注入します。

3. 図

                

4. 無痛分娩の意思決定支援

まず、外来受診時に無痛分娩について動画を見ていただきます。
ご家族との話し合いや助産師との面談の後、不明な点などは医師と相談して、無痛分娩を選択するか決定します。

5. 金額と注意事項

  • 通常の分娩費用+89,000円(無痛分娩費用、自費)となります。
  • 病棟および医師が対応できない場合は、無痛分娩ができないことがあります。
  • 事前に予約が必要です。また無痛分娩が適用とならないケースもあります。
    質問や無痛分娩を希望される方は、妊娠34週までに産婦人科外来までにお気軽にご相談ください。
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