小児科

スポーツ小児科はこどもの成長・発達段階にあったスポーツへの取り組み方やトレーニングについての相談窓口として関わっていきます。

スポーツ小児科はこどもの成長・発達段階にあったスポーツへの取り組み方やトレーニングについての相談窓口として関わっていきます。

またスポーツをとりまく疾患(熱中症、貧血、アレルギー疾患、心疾患、摂食障害など)や運動不足になりがちなこどもの生活習慣病などについて、適切な指導や治療を行っていきます。

こどもにとってのスポーツのあり方

  • 遊びの要素
    将来的な体力増進
    基礎体力の獲得
  • 競技の要素
    ルール、競争、勝敗
  • 健康維持の要素
    生活習慣の維持

子供の成長や発達段階にあったスポーツへの取り組み方

技術(スキル)系

脳神経系の鍛錬が目的です
早期に始めるのがよいでしょう
具体的には思春期スパートが始まる頃までがよいとされます

なるべく多種目のスポーツを幅広く経験し、多様な動きを身につけましょう

持久力(スタミナ)系

心肺機能の鍛錬が目的です
発育スパートが始まる少し前がベストです

筋肉増量より持久力の向上を優先しましょう

筋力(パワー)系

筋・骨格系の鍛錬が目的です
発育スパート後がよいでしょう

筋肉量と最大パワーを伸ばすならこの時期が向いています

思春期の健康維持やスポーツをとりまく疾患への対応

成長発育にあわせた健康維持

例:
思春期のやせ
相対的エネルギー不足
骨密度の低下
鉄欠乏性貧血

スポーツ関連疾患への対応

例:
熱中症
摂食障害
過換気症候群

慢性疾患への対応

例:
アレルギー疾患、心疾患、腎疾患

スタッフ紹介

美野 陽一 Yoichi Mino

専門領域

小児全般、循環器、新生児

専門医・資格

  • 日本小児科学会専門医
  • 日本小児循環器病学会専門医
  • 日本周産期新生児医学会 周産期(新生児)専門医
  • 新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)インストラクター
  • 日本スポーツ協会公認スポーツドクター