製剤室

製剤室01
~クリーンルーム~


院内製剤の調製・払出

院内製剤とは「薬剤師により病院内で調製され、その病院で使用される製剤」のことをいいます。

医師が治療を行ううえで、市販されている薬剤では効果が得られない場合や、市販されている薬剤であっても、場合によっては剤型を変えないと使用できない場合もあります。このようなときに製剤室では、個々の患者さんに合う形で、薬剤を調製しています。

また、消毒薬の希釈・滅菌を行ったり、無菌環境を必要とする点眼剤や注射薬の調製は、クリーンルーム内にて行っています。


外来および入院化学療法の調製

製剤室02
~安全キャビネット~

医学の進歩や日常生活を送りながら治療ができるなどの理由で、最近は外来通院で化学療法を受けられる患者さんが増えています。製剤室ではこのような方に、より安全で適正な治療ができるように、薬剤の無菌調製や、投薬歴の管理を行っています。


在宅高カロリー輸液の調製

患者さんのQOL向上のため、在宅でも高カロリー輸液療法が行われます。
当院では一度の来院で数日分の製剤をお渡しするため、無菌的に調製した後、酸化防止剤封入とともに酸素透過性が低い素材で外装しお渡ししています。
製剤室03

注射薬調製の研修

薬学生や研修生を対象に注射薬調製の研修を行っています。

シリンジの持ち方やゴム栓への刺し方などの基本的なことから、高カロリー輸液の処方設計等、NST(Nutritional Support Team)などのチーム医療で必要なことも研修しています。また希望があれば院外薬局の方の受け入れも行っております。

ページトップへ