2019年度鳥取大学医学部附属病院肝疾患サポートチームの活動
鳥取県肝疾患相談センターは、鳥取大学医学部附属病院肝疾患サポートチームと協力し、院内肝疾患患者に対する支援や肝炎ウイルス受検啓発活動を行っています。
2019年度肝疾患サポートチームの活動を紹介します。
①ミーティング
月に1回ミーティングを行い、肝疾患患者に対する支援内容の検討や院内肝臓病教室、院内医療従事者研修会の企画およびチームを中心とした肝炎医療コーディネーターのスキルアップを図っています。
今年度も月1回計12回のカンファレンスを行いました。
②啓発活動
肝炎ウイルス検査受検啓発目的に地域の祭りやイベントに参加し、啓発グッズを配布しています。
③活動状況報告
鳥取県肝炎医療コーディネーター養成研修会、日本肝臓学会総会、日本肝臓学会西部会にて肝疾患サポートチームのメンバーが活動状況の報告をしました。
④肝炎医療コーディネーター養成
肝疾患患者とその家族を支える役割を担う鳥取県肝炎医療コーディネーターの養成研修会に肝疾患サポートチームのメンバーが8人参加しました。
⑤肝炎検査結果報告書記載率向上への取り組み
鳥取大学医学部附属病院では、肝炎ウイルス陽性者受診勧奨目的に肝炎検査結果報告書を記載することとなっています。
しかし、近年報告書記載率が年々低下傾向にありました。
そこで、院内医療安全管理部と連携を図り、報告書記載について周知するために研修会を行うことで、肝炎医療Coの在籍する診療科では報告書記載率が上昇しました。
来年度は、全診療科の報告書記載率が上昇するよう肝疾患サポートチームと連携を図り活動していきたいと思います。