平成29年度肝炎対策地域ブロック戦略合同会議 (中国・四国ブロック)
2017年10月16日(月)午後、岡山県医師会館401会議室(岡山市)で平成29年度肝炎対策地域ブロック戦略合同会議(中国四国ブロック)が開催され、鳥取県肝疾患相談センターの岡野淳一センター長、的野智光助教、太田 瞳相談員が出席しました。まず厚生労働省肝炎対策推進室から肝炎対策の現状と今後について、来年度から新規で開始予定の肝がん研究及び肝がん患者への支援のための仕組みの構築、肝炎医療コーディネーターの養成及び活用、肝炎医療費助成などの説明がありました。次に、島根大学医学部附属病院肝疾患相談・支援センター長の佐藤秀一先生と広島大学病院消化器・代謝内科教授の茶山一彰先生から、精力的な活動事例の報告がありました。肝炎情報センターから肝疾患連携拠点病院の現状調査報告と田中純子先生から都道府県別にみた肝炎対策 地域別にみた肝炎・肝がんの疫学の提示があり、最後の意見交換では重症化予防事業の促進を妨げている問題点の指摘が会場から多く寄せられていました。他施設での取り組みが参考となり、行政担当者とも意見交換ができ、有意義な会議となりました。
会議室の外には、中四国ブロックの各拠点病院における肝炎デーイベントの紹介がされていました。以下がポスターです。