平成28年度弟2回鳥取県肝疾患診療連携拠点病院等連絡協議会・平成28年度肝疾患専門医療従事者研修会
2017年2月9日(木)18時30分より20時30分まで、鳥取県肝疾患専門医療機関の先生方と鳥取県福祉保健部健康政策課がん・生活習慣病対策室の村上健一室長にホテルセントパレス倉吉(鳥取県倉吉市)にお集まりいただき、鳥取県肝疾患相談センター主催の平成28年度第2回 肝疾患診療連携拠点病院等連絡協議会および平成28年度肝疾患専門医療従事者研修会を開催しました。前半の協議会では、2017年1月20日(金)に東京都品川区で開催された平成28年度第2回都道府県肝疾患診療連携拠点病院間連絡協議会および都道府県肝疾患診療連携拠点病院 医師・責任者向け研修会の要点を、岡野から地域の肝疾患中核病院の先生方へ伝達を行いました。後半の研修会では、「インターフェロンフリーDAAs製剤の現況」を、鳥取県立中央病院消化器内科前田和範先生、鳥取県立厚生病院消化器内科永原天和先生、山陰労災病院消化器内科西向栄治先生よりご講演いただきました。かつてのインターフェロンの時代には治療が困難であった多くのC型肝炎患者様がインターフェロンフリーDAAs製剤の恩恵を受けていることや、開業医や他診療科の先生方からの紹介によってC型肝炎治療に繋がっている患者様が多くおられる実態が明らかとなり、今後ますますC型肝炎関連の肝発癌の減少が期待されると感じました。