平成28年度第2回都道府県肝疾患診療連携拠点病院間連絡協議会および都道府県肝疾患診療連携拠点病院 医師・責任者向け研修会
2017年1月20日(金)、鳥取県肝疾患相談センターの的野智光医師と岡野が、国立研究開発法人国立国際医療研究センター 肝炎・免疫研究センター 肝炎情報センター主催で東京都品川区において開催された、平成28年度第2回都道府県肝疾患診療連携拠点病院間連絡協議会および都道府県肝疾患診療連携拠点病院 医師・責任者向け研修会に出席しました。初めに厚生労働省から今後の肝炎総合対策についての概要説明があり、平成29年度予算案、都道府県ごとの計画と目標、肝炎ウイルス検査の受検状況、今後の研究の方向性の説明などがありました。次に、厚生労働省からC型肝炎救済のための調査研究及び安全対策等に関する研究の説明、肝炎情報センターからの活動報告の中でホームページ改修やFacebookなどによる情報発信、連携強化、研修充実の報告があり、山梨大学医学部附属病院肝疾患センターから肝炎対策の取り組みとして精力的に出張肝疾患相談会、就労支援、肝炎医療コーディネーター育成と活動を行っておられる成功事例を披露されました。休憩を挟んで午後には、厚生労働省より肝炎に関連する制度についての説明と、東海大学医学部基盤診療学系公衆衛生学 教授の立道昌幸先生から、事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドラインの概要説明と肝炎拠点病院での役割に関する講演がありました。詳細は肝炎情報センターホームページを参照いただきたいのですが、2017年2月9日(木)に倉吉市で開催予定の平成28年度第2回肝疾患診療連携拠点病院等連絡協議会において地域の先生方へは直接説明をさせて頂きます。