2016年11月21日（月）にアッヴィ合同会社主催で、鳥取県中部の保健師さん5名を対象とした肝炎啓発講演会を18時30分から20時まで倉吉シティホテルで開催し、的野智光助教が講演を行いました。肝細胞癌の予後がいまだ改善されていない現状、特に鳥取県中部ではHBV陽性率が高いこと、鳥取県肝疾患診療支援ネットワークによる肝炎ウイルス陽性者の掘り起こしと肝炎ウイルス陽性者の受診やフォローアップ促進に協力していただきたいとの呼びかけを保健師さんに対して行いました。また、未受診のHBV・HCV陽性者に対して通院の必要性の呼びかけを繰り返し行って欲しいことや、治療介入と腹部超音波検査による定期検査の重要性を説明しました。講演後には、自由形式で意見交換を行い、交流を深めました。今後も市町村健康増進課や肝炎患者対象の講演会や勉強会を継続して行っていくので、当センターへ声がけをして欲しいとの提案もあり、鳥取県肝疾患相談センターとして地域に密着した講演会を今後も開催したいと思います。