平成28年度

平成28年度「肝がん撲滅運動市民公開講座」開催(米子市・ふれあいの里)

7月24日 

平成28年7月24日(日)平成28年度第1回「肝がん撲滅運動」市民公開講座を米子市福祉保健総合センターふれあいの里で行いました。
本企画は、一般社団法人日本肝臓学会肝がん撲滅運動主催で世界肝炎デーである7月28日に合わせて開催しており、近年恒例行事となっています。72名の鳥取県西部近隣住民にお集まりいただき、3名の肝臓専門医の講演に耳を傾けていただきました。松江市立病院消化器内科の河野通盛医師は「B型、C型肝炎の新たな治療法」、岡野は「肝臓がんを予防可能な食べものとは」、鳥取大学医学部機能病態内科学(現日野病院組合日野病院長)の孝田雅彦医師は「これからの肝臓病の原因:お酒と肥満」についてお話ししました。講演会終了後には米子保健所の皆様(大城陽子所長)のご協力を得て、16名の一般市民の方々に対する肝炎ウイルス無料検査を行いました。当日の講演会の模様は、日本海新聞や同社情報誌「うさぎの耳」でも後日取り上げていただきましたので、参加いただけなかった市民の方々へも情報提供できたのではないかと思います。このような地道な取り組みが、ひとりでも多くの新規肝炎ウイルス陽性者の掘り起こしと治療介入へ繋がることを願っています。

うさみみ編集室 くろーずあっぷ
うさぎの耳 肝がんは予防できる