2018年4月13日(金)鳥取大学医学部保健学科 B型肝炎の差別と偏見防止の講義
2018年4月13日(金)に鳥取大学医学部保健学科と生命科学科の学生約160名を対象に、B型肝炎の差別と偏見防止の講義を岡野センター長が行いました。これは、厚生労働省からB型肝炎患者や家族に体験を語ってもらう授業を取り入れたり、歴史的事実を教えたりするなど偏見や感染拡大防止の教育を推進するように2017年10月末都道府県に通知があったことを受けて、鳥取大学医学部保健学科と患者団体窓口の一つである高橋弁護士事務所のご協力の下で実現した、当院では初の試みとなる講義でした。前半約1時間でB型肝炎の疾患概念・感染経路・感染予防策・差別と偏見の実態の内容の講義を岡野が行い、後半約30分間で出雲市からお越しいただいたB型肝炎患者さんに生の声を聞かせていただきました。B型肝炎のつらい治療体験と仕事との両立や差別・偏見の悩みなど、プライベートな内容も含めてお話しをいただき、学生の印象にも残ったようでした。今後は医学部でも患者さんの生の声を聞かせていただく授業を取り入れていきたいと思っています。