新生児部門(NICU・GCU)
新生児部門(NICU・GCU)のご案内です。
業務内容
新生児部門は新生児集中治療室(NICU)12床、回復期病床(GCU)15床の27床を有し、病的新生児の管理を行います。NICUには重症新生児用人工呼吸器、保育器、集中管理が可能な呼吸心拍モニター、超音波診断装置などが備えられ、24時間体制で呼吸管理、循環管理を中心とした高度集中治療が行われています。当部門は母体・胎児部門や地域の周産期医療機関と緊密に連携し、母体搬送された院内出生児例や院外出生の新生児搬送例に対応しており、症例に応じて女性診療科、脳神経小児科、小児外科、眼科、耳鼻科、脳神経外科、心臓血管外科など、他科の協力を得て診療を行っています。また中等症や重症例で状態が回復した症例はGCUで管理を行い、退院後のフォローアップ外来につなげます。
特徴的な医療機器など
- 新生児用人工呼吸器、高頻度人工呼吸器(HFO)
- 新生児用生体情報モニター(呼吸、循環、体温などのセントラルモニタリングシステム)
- 超音波診断装置
- 血液・尿検査機器(微量検体用血液ガス測定装置、血液一般、生化学、血清尿浸透圧測定装置)
- 新生児用呼吸機能検査装置
- 気管支ファイバー
- 低体温療法装置
- 脳波モニター
対象疾患
- 早産低出生体重児
- 呼吸障害
- 新生児黄疸
- ショック
- 新生児仮死
- 先天異常
など新生児期にみられるあらゆる疾患に対応しています。