医師を目指す方

臨時養成枠 医学生Mさん

遠回りしてもあきらめず、夢へ向かって前進

 私が、鳥取県で働こうと思ったきっかけは、生まれ育った鳥取で医学を学び、
鳥取の医療に少しでも貢献したいと思ったからです。
小児がんの友人の死をきっかけに医師を目指した私でしたが、中学・高校時代勉強が苦手で、
勉強方法を勉強するところからスタートした大学受験は、大学入学までに遠回りをしました。

 そんな私にとって、卒後の義務年限を鳥取県で果たすことで奨学金の返還が免除される
地域枠制度は魅力的で、同期がバイト等に充てる時間を勉強の時間に充てることができ
留年等することなくストレートでの卒業(5回生での卒業試験合格)へと繋がりました。

 地域枠には、大学の授業とは別に様々な地域枠のイベントがあります。
それらの参加を通して、鳥取県の地域医療や地域住民への理解が深まり、鳥取県をより深く知ることができます。

 将来のビジョンは、魅力的な診療科が多いのでまだ明確ではないですが、
救急系に進み、救命士である兄が患者さんを現場から病院へと搬送し、
私が病院の救急診療科で受け入れるような命のリレーができればなと選択肢の1つとしてぼんやり思い浮かべています。

(鳥取大学医学部医学科6年 Mさん)