禁煙外来(旧)

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禁煙外来(旧)

 喫煙のみならず受動喫煙も健康に影響することが明らかとなり、対策が進んできました。一方で、禁煙したくても禁煙はなかなか困難な場合が多いようです。わが国でもこのような状態がニコチン依存症という病気であることが認識され、健康保険が利用できるようになりました。
 当院でも喫煙歴などの条件が厚生労働省が定めた基準に合って、3ヶ月間に5回受診いただく全国共通のプログラムに従った支援を受けることに同意いただいた場合には、受診料や禁煙補助薬などに健康保険が使えます。これまで若い方では基準に合わない場合があり、保険外診療となることがありますしたが、平成28年4月から条件が緩和され、ほとんどの方が健康保険で診療が受けられるようになりました。禁煙の意思のない方にも時間をかけて理解していただくよう努力します。
 また意思はあってもニコチンの離脱症状でなかなか禁煙できない方には、ガムやパッチ製剤を用いたニコチン置換療法、さらに成功率の高い内服薬療法など、ご本人の希望や基礎疾患に応じた選択を行います。そのほか長い間に習慣になってしまっている喫煙から離れるための秘訣を紹介したり、克服する方法を一緒に考え禁煙を支援します。
 最近は電子たばこや電気加熱たばこなども出現し、様々な情報により混乱される方もあるようです。
 ご不安の方にも正確な情報提供をいたしますので、気軽にご相談ください。