ハード面では最先端の医療機器を積極的に導入しており、1型糖尿病の方には積極的にインスリンポンプ療法を導入しております。また、平成22年度より持続血糖モニタリングシステムを導入し、詳細な血糖日内変動を検査することが可能になっています。糖尿病の病態を十分検討することを重視しており、人工膵臓によるインスリン抵抗性試験、食事負荷試験によるインスリン分泌能試験を行っています。
糖尿病管理は周術期に術後の合併症を予防するため、非常に重要となりますが、当科では年間約500件の周術期の管理を積極的に共同診療で行っております。
以上、当科では最先端の医療機器・エビデンスに基づく診断・治療を心がけています。また、糖尿病では内科的診断・治療のみならず、外科手術での管理も重要ですので、患者さんが安全に、安心して手術を受けられるように努力しております。