リハビリテーション部長挨拶

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リハビリテーション部長挨拶

鳥取大学医学部附属病院では、これまでの「理学療法部」の拡充を行い、平成14年4月から「リハビリテーション部」を開設致しました。

人口の高齢化と医療技術の進歩によって、疾病や障害の重症化と重複化は日々に増しており、それに応じてリハビリテーション医学の重要性も急速に高まってきました。その対処すべき領域についても、これまでの神経・筋・骨格系を中心とした運動機能障害のリハビリテーションのみならず、呼吸器系や循環器系のリハビリテーションも求められています。リハビリテーションのタイミングについても、発病や手術の直後からの早期リハビリテーションの重要性が認知されるようになりました。こうした社会状況や要望に応えるため、リハビリテーション医療の充実を目的にリハビリテーション部を開設致した次第です。

さらに、障害を持つ人がその障害を克服し、地域社会において生き甲斐のある生活を送れるよう支援するためには、本院のみならず地域医療スタッフとコミュニケーションを図り、個々の障害に合ったオーダーメードのリハビリテーション医療を行う必要があると考えます。こうした体制作りも本リハビリテーション部の重要な責務と考え、実現に向けて努力する所存でございますので、関係各位には何卒ご支援賜りますようお願い申し上げます。