教育

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薬剤部は本学医学部(医学科、生命科学科、保健学科)学生、臨床研修医、他大学の薬学生、薬剤師研修生、保険薬局薬剤師の教育や研修を担当しています。

彼らの指導は、教官だけでなく薬剤師の全員が担当しています。

指導することで、教えることより教えられることが多いことに気が付きます。そのことで、お互いに研鑽できると思います。

薬剤部教育
研修医 初期臨床研修
~注射薬混合を実習中~


1 医学部
学生
医学部の医学科と生命科学科の学生には、教授が、医薬品の発見から誕生まで、治験を含めて講義をしています。助教授は、医薬品の適正使用を目的に、薬物の代謝酵素や輸送蛋白の機能と遺伝子多型について講義をしています。保健学科の学生には、主任薬剤師が、患者の薬学的管理業務の面から、チーム医療に果たす薬剤師の役割について講義をしています。
2 研修医 初期臨床研修プログラムによって1年目の研修医は、まずコメディカル部門をプレローテートします。薬剤部では、処方オーダーの入力法を通して処方の書き方を研修してもらいます。その他、注射薬を混合するなど、実践的な研修を行っています。研修期間は1班当たり1日ですが、全班を7~8日かけて行っています。
3 他大学
薬学生
当地出身の薬学生が、いわゆる「ふる里実習」で1ヶ月の病院実務実習を行っています。はじめの3日間はオリエンテーションや集中講義を行います。その後それぞれの業務について、指導薬剤師とほぼマンツーマン形式で実習を行います。毎年、5月から11月の間で、約14~15人の薬学生が実習します。
4 薬剤師
研修生
薬学部を卒業して直ぐの薬剤師に、基礎からしっかりと研修してもらうプログラムです。夏に全国の薬学部に募集要項を送り、10月の終わりから11月にかけて試験を行います。合格者は、翌年の4月から研修を始めます。研修生の数は4~5人です。便宜上、4~6月までの初期研修、7月以降を後期研修としています。7月になると、多くの研修生がそれぞれ病院や保険薬局へと巣立っていきます。
5 保険薬局
薬剤師
医薬分業が進展して、たくさんの薬剤師が保険薬局で活躍しています。中には、転職して薬剤業務に就いたり、他県からやってくる薬剤師もいます。保険薬局で活躍するには、病院のことを少しでも多く知っていると、いい仕事ができます。研修期間は、ほとんどが2日間ですが、中には2~4週間の場合もあります。