内視鏡外科手術訓練室

内視鏡外科手術訓練室【概要】

業務案内と特色

平成8年9月に開設された内視鏡外科訓練室は、第二中央診療棟2階のカンファレンスルームに併設されています。

内視鏡手術の技能訓練にはドライラボでのトレーニングは必須ですが、本年度は3次元での空間認識や、視覚-手指の協調運動能力向上のために、より実践的な練習ができる2台のバーチャルリアリティシュミレーターが設置されました。

平成22年8月の手術支援ロボットのダヴィンチSサージカルシステムとあわせて導入されたmimic technology社のダヴィンチトレーナーシステム“dv-TRAiNER” ともう一台はSimbionix社の“LAP Mentor”です。

現在“dv-TRAiNER”についてはダヴィンチ教育プログラムの修了者もしくは修了者の監督・指導のもとに限って使用が認められております。

dv-TRAiNER本体(大)

    【dv-TRAiNER本体】

“LAP Mentor”は、腹腔鏡の基本スキルから腹腔鏡下手術手技の実践的トレーニングまでをカバーする専門的技能訓練用シュミレーターで、実際の手術手技における視覚と触覚が疑似化されています。

シュミレーターが指導者の役割を果たし、技量を数値化し客観的評価を行ってくれますので、初心者からスキルに合わせたトレーニングが可能になります。

     
      LAP Mrntor本体
       【LAM Mentor本体】
基礎練習(縫合)
     【基礎練習(縫合)】
胆嚢摘出術
      【胆嚢摘出術】

内視鏡手術トレーニングは日々繰り返し行うことが大切ですので、希望者が自由に練習できるような運用方法について現在検討しているところです。今後、操作方法についての講習会など適宜開催し、フリーアクセス可能な環境を整備・管理していきたいと考えています。

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