平成20年度ICLS講習・交流会

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平成20年度ICLS講習・交流会

平成20年度ICLS講習・交流会

鳥取県臨床研修指定病院協議会が主催する研修医講習・交流会が8月30日(土)、31日(日)に行われ、鳥取大学卒後臨床研修センターも全面的に協力しました。30日(土)は救急災害科の八木教授に御世話になり、鳥取大学医学部附属病院内の実習室でICLS講習を行い、鳥取県・島根県の研修病院から31名の研修医が参加しました。救急処置は研修医のみならず医療従事者の誰もが修得すべき知識と手技ですが、ICLSは(またはACLS)は内科学会認定医の受験資格にもなっており、今後研修医にはさらに必要な項目になっています。参加者は6グループに分かれ、元気な声を出しながら、インストラクターの熱心な指導を受けていました。インストラクターは、30名以上の医師、看護師、消防士さんなんどが、すべてボランティアで協力していただきました。この場を借りて熱く御礼申し上げます。
夜は場所を大山ふもとの「シャトーおだか」に移し、懇親会を行いました。鳥取・島根の研修医26名が集まり、各病院の指導医の先生方と熱く語り合いました。懇親会終了後も各部屋で夜遅くまで盛り上がりました。
31日(日)はそのまま「シャトーおだか」で二つのセミナーを行いました。一つは「心臓病患者が非心臓手術を受けるときのリスク評価と管理」というテーマで、荻野副センター長が症例を提示しながら講義を行いました。
グループに別れ症例に関する問題に答え、成績の良いグループには景品が渡されました。その後、鳥取大学医学部附属病院眼科から井上教授による必修項目補完レクチャー「眼科疾患」の講義及び6名の眼科医師による眼底鏡を用いた講義と実習を行いました。
眼科疾患は研修医の必修項目であるにもかかわらずなかなか経験しにくい分野であり、研修医も興味をもって一生懸命取り組んでいました。
このような交流会は初めての試みでしたが、研修医間の情報交換や実践的な知識・手技の修得などとても有意義なものとなったようです。
また来年も協議会と協力してこのような企画を是非行いたいと考えています。