平成26年2月10日（月）、香川大学副学長 医学部附属病院長 総合診療内科教授 千田 彰一先生を講師としてお迎えし、平成25年度第2回鳥取県臨床研修セミナーを開催しました。
“新専門医制度”は昨今の医療界最大の関心事の一つであり、今後の動向については全国の医療機関、医師、学生が注目しています。平成29年度開始予定のこの新専門医制度について、現在(社)日本専門医評価・認定機構の理事でもある千田先生に、“専門医が医療制度を変える”というテーマでご講演いただきました。
専門医制度の現状と現時点で公表されている“新専門医制度”の方向性について、詳細に、そして統括的に解説していただくと同時に、「医学科5年生」・「初期研修医」・「指導医」など様々な立場の参加者の視点に立って“新専門医制度について今後念頭においておくべき”ポイントについてアドバイスをいただきました。
参加者は、指導医、研修医、医学科生合わせて58名でした。
セミナー終了後、鳥取県主催の「研修医交流会」が開催され、鳥取県臨床研修指定病院の研修医・指導医が参加しました。会の中では、それぞれの施設を代表して研修医と指導医が1名ずつ研修紹介を行い、本院からも荒木研修医と山田副センター長が研修の状況について発表をしました。普段は別の病院で研修をしている研修医同士の交流が活発に行われ、華やかで楽しい一時となりました。